トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

エディンバラ映画祭にて

2012年07月10日 | 兄のこと


スコットランドのエディンバラ国際映画祭

兄、富田克也監督の映画「サウダーヂ」が上映されました。


私たちはエディンバラの地で『サウダーヂ』を鑑賞すべく、観客の様子を見るべく赴いたのですが、予想外の渋滞で間に合わず・・

頼んでいたベビーシッターさんもあえなくキャンセル。残念。


上の写真はエディンバラ出身の俳優Ewen Bremner(ユエン ブレムナー)と兄。

映画祭のクロージングパーティーにゲストとして来ていたのです。

そう、スコットランドを舞台にした『Trainspotting』トレインスポッティングのスパッド役。

その他もたっくさん出演している有名な俳優さんです。


彼を見つけてすぐさま話しかけに行き、サウダーヂのパンフレットを渡して説明

パートナーのそういう物怖じしないところがすごい(笑)

外は寒くて凍える寸前、大音量で話し声も聞こえないスコットランドのパーティーでしたが、

俳優さんに会えてみなちょっとした興奮の時でした。


 



兄とはスコットランドで再会し、なんとも楽しい数日間を過ごしました。

よく飲みました!?

パブでランチ。娘は気持ち良さそうに眠ってくれて。

フィッシュ&チップスとムール貝てんこ盛りを平らげ、これが驚くなかれ美味しかった!

イギリス進化した??



飲み放題のような気がしてしまう・・・パブのカウンター



ストリートバグパイプ演奏者をよく見かけました。

スコットランドの心地よい響き。少々冷たい、澄んだ空気にのっていきます。




兄はその後ミュンヘンへ向かいました。

ミュンヘン映画祭でも『サウダーヂ』が上映されました。 

おいしいビールを飲んだかしら。

今はパリにいるようです。




 

 


毎日映画コンクール 日本映画優秀賞と監督賞受賞!

2012年01月20日 | 兄のこと

 

寒中お見舞い申し上げます。

ホント、バンクーバーは寒中です。。

「今晩はマイナス6度まで下がります。風もふいてかなり寒くなるでしょう」

なんてラジオニュースで毎日のように言っています。

が、予想していたほどではない!?

日本からも夜は氷点下になっているとの話が入ってくるし・・・

ただ、こちらは空っ風がふいて、体感温度が低いのでしょうか。

昼間も太陽の光がほとんどないので、見た目も寒さを一層あおる気がします。

新年になり、いかがお過ごしでしょうか?


さて、またまた嬉しいニュースが入ってきました。

実家の母からメールが!


富田克也監督作品「サウダーヂ

第66回毎日映画コンクールで、

            日本映画優秀賞 と 監督賞 

                         をダブル受賞しました!


他の候補作品を見ると、この中にインディーズの、そしてみなさんから寄付を募って作り上げた作品が入ってくるとは、

さらには受賞するとは・・

嬉しい限りです。本当に嬉しい。


群馬の高崎で行われた高崎映画祭では

最優秀作品賞を頂きました!


海外の映画祭で受賞し、フランスの由緒ある映画雑誌ではほぼ特集という感じで話題にしてもらい、

それが日本に上陸・・

という感じで嬉しいです。

日本全国で上映でき、多くのみなさんに観ていただけますように。。

日本で、また海外でどんな展開でみなさんの前に「サウダーヂ」が登場するのか。

これからがまた楽しみです


富田克也が撮る作品を観たい、

そういってもらえるようになったら素晴らしいですね。

空族という製作集団がまた何をやってくれるのか。

ブログにもコメントをくださったり、いつも気にしてくれている方がいてとても嬉しく感謝しています!

これからもよろしくお願いします。


さてさて、

バンクーバーでは帽子と手袋が必需品です。

寒くてもあまり帽子の必要性を感じたことがなかったのですが、

ここでは、いるいる。

これは早く買わなくては!

と、買いました。ハワイで。

ちょうどクリスマスセールだったから。冬物もあるのね。


写真はラニカイビーチ。

全米NO.1になった美しい場所。

友人に案内してもらって・・・。



年末はハワイにいっていました。

パートナーの仕事があったので、私たちも一緒に。

さらには、日本の友達のご家族のコンドミニアムを貸してもらえる事になり(心から感謝カナダに遊びに来てねー)少し長く滞在できました。

ハワイのクリスマス(街は案外普通、そんなにクリスマスという盛り上がりはない?!)

&年末の雰囲気を楽しみ・・・

わたしたちにとっては美味しく豊富な日本食を堪能し、

何より太陽の恵みを全身で受け・・・。

 

そうそう、3年ぶりに再会した友人との時間がなんとも素敵でした。

なんとクリスマスにはご主人の実家のクリスマスパーティーに招待してもらって、

図々しくも親戚気分でお邪魔して、ものすごくくつろいできてしまいました。

ご主人は日系人の方で、何家族も集まった親戚の方々もそう。

天井までつきそうな大きなクリスマスツリーと美味しーい和洋折衷のごちそうに迎えられました。

みなさんとってもやさしくて、初めてきたわけわからない私たちをごく自然に、

 こちらがあれ?私の親戚?と錯覚をおこしてしまうぐらい穏やかな空間がありました。

その友人とは新宿の無印良品で出会ったのです。私が臨月。彼女は帰省中で1歳の女の子を抱っこして。

素敵な人・・で、私とパートナーが一目惚れし、早い話ナンパしたって感じです(笑)

それ以来メールのやりとりをしていて、ようやくハワイでの再会になりました。

無印で会った以来!

すっかりお姉ちゃんになった娘さんとうちの息子が手をつないでいる光景が、なんとも感慨深く愛らしかったなー


 

 

ハワイでのまぶしい日々を胸に

一路バンクーバーへ。


太陽は必要だ


パートナーの母も合流し、賑やかなバンクーバーでの年越しとなりました。

おばあちゃんと子供達は家の中でぽかぽか平和に遊び

時々日差しがあると、すかさず太陽を求めて、外へ散歩にでかけました。

でも、きりりと冷たい空気だからこそ、ダウンタウン越しにそびえる雪山が見事。


脳がすっきりとするような景色と静かで穏やかな森と、

天然のおいしい鮭に豪快なステーキ、

そして、たまーに外食シーフードを少々

家族で、日常とほどよい非日常を楽しんだ日々でした。

義母が帰ってから1週間がたちましたが、

再び極日常の子供達とのタタカイの日々!?が戻ってきました。

ま、それがないと寂しいのですがね


娘もちょうど11ヶ月(二人目は早いなー、いつの間にか)

少し前から歩き始めています。

お兄ちゃんに少々どつかれようが、なんのその

おてんば街道まっしぐらですわ。食べる量はすでに幼稚園児並みいやそれ以上かも。


息子は幼稚園で最年少ながらも、その存在感は相当。年上の子を引き連れて走り回っています

(縦割りクラスなので3、4、5歳児が同じクラス)

というか、みんなにかわいがってもらっているそう。

他の子のおかあさんに話しかけられます。「息子さんかわいいですね」って。

お友達は家に帰ってうちの息子の話をしているようなんです。

家ではイマイチ幼稚園の様子が見えてこないんですけど・・・



と、

こんな感じで元気に暮らしています!

春に日本に少し帰る予定です!

早く暖かくなれ~

 

それではまた








 


ナント3大陸映画祭 2011 グランプリ

2011年12月03日 | 兄のこと

嬉しい知らせが届きました。


私の兄、富田克也の映画「SAUDADE」(サウダーヂ)が、


フランスで行われた

    ナント3大陸映画祭

 "Nantes Festival des 3 Continents” 


 グランプリ(金の気球賞)を受賞しました


右側が兄、富田克也

おじさまに挟まれるとまたそれらしい・・・



ロカルノ映画祭で批評家賞を受賞。それとはまた違う意味での喜びを感じていることでしょう。私も。

一番というのも直球で嬉しいものです。



上映する機会、場所も広がり、

多くの人に観てもらい、それを家に持って帰ってもらえたら・・・

製作者としての喜びです。





渋谷での公開も延長されました。

全国各地での上映も続々決定中!!以下参照。

興味をもっていただけたら、幸いです。


バンクーバーでも公開されたらいいな・・・と心から。

きっと海外のどこかでサウダーヂを見られる日がきます。


日本に住む人は、

日本以外に住む人は

何を思うのでしょう。


サウダーヂはポルトガル語で郷愁を意味します。

 

http://www.saudade-movie.com/


都市劇場名公開日
札幌 蠍座 2012年4月
東京 ユーロスペース 10月22日(土)~11月25日(金) 上映終了
東京 オーディトリウム渋谷 12月17日(土)~2012年1月13日(金)(以降調整中)
東京 吉祥寺バウスシアター 2011年12月31日(土)~2012年1月13日
横浜 シネマ ジャック&ベティ 2012年1月21(土)~2月10日(金)
新潟 シネ・ウィンド 2012年3月
金沢 シネモンド 2012年4月
山梨 テアトル石和 2012年2月
山梨 岡島ローヤル会館ロイヤルルーム(やまなし映画祭2011) 11月20日(日) 上映終了
静岡 浜松シネマイーラ 2012年4月
名古屋 名古屋シネマテーク 2012年2月18日(土)~3月2日(金)
京都 新京極シネラリーベ 2012年3月
大阪 シネ・ヌーヴォ 2012年2月
大阪 第七藝術劇場 2012年3月
神戸 神戸アートビレッジセンター 2012年4月
広島 横川シネマ 12月10日(土)~12月25日(日)
福岡 KBCシネマ1・2 2012年1月7日(土)~13日(金)

ロカルノ映画祭

2011年08月15日 | 兄のこと

嬉しいこと。

兄は映画監督。富田克也です。(似てます?)

 

3作目の作品『サウダーヂ』

このほどスイスで行われたロカルノ映画祭

「インターナショナルコンペティション部門」に正式出品され、

『批評家賞』を受賞しました


『サウダーヂ』

http://www.saudade-movie.com/


いやー、妹として正直嬉しいです。

これまでどのように映画を撮り、どのように人と関わってきたかを知っているだけに・・・

評論家が選んだ作品ということ、ストレートに”作品”を評価してもらった事に喜んでいます。

映画祭、賞だけではないけれど、それが目的ではないけれど。

世界4大映画祭の一つに正式出品して、賞をいただくというのはやはりすごいや。

すごいのは、自主制作で低予算(破格の)。一部は皆さんからの寄付で成り立っているということ。

そうした作品がコンペティションに正式に招待され、賞を獲るのは異例のことです。


寄付を募りました。

エキストラをお願いしました。

ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました

一応私、プロデューサーです


8月27日には甲府の桜座で凱旋上映。

10月にも山梨で。

今後都内でも上映。いろんなところで多くのみなさんに観て頂きたい映画です。

1年かけてカメラ片手に山梨を歩きました。

その中で見えて来た事、見なきゃ行けない事、が映画になったわけです。

全編山梨ロケ。そして

スイス・ロカルノへ。世界中の映画人が作品を観ました。

それってなんだかいい感じ


兄はすごいと思います。

空族(くぞく)はやってくれます。(映画集団、製作チーム)

本当に多くの皆さんにご協力をいただきました。


また、公開情報などをお知らせします

ぜひご覧になって下さいね


富田家はとっておきのお酒をあけて、乾杯しました。

実は今、日本に一時帰国中。といってもあと数日でバンクーバーへ戻るのですが。

スイスから帰って来たら話をききたいものです。

写真がドデカクなってしまいましたが、まいっか。こんなにまじまじと見た事ないので特別に。

映画祭のフォトセッションでプロが撮ったものです。


はぁー、嬉し。

はぁー、なんか変に緊張する。