ハッピークリスマス♪どんな風に過ごしましたか?
おっと、写真は全く関係ないけれど、のせてみました。意味はない・・・
イギリスのクリスマスは・・・まさしく日本のお正月ですね。
日本とは逆なのです。
日本は、クリスマスはイベントで友達とパーティーをしたり、恋人同士で過ごしたり。
年末は、家族的な雰囲気。
イギリスは、クリスマスがお正月、家族で静かに過ごします。
年末はぱーっとパーティー、町が盛り上がる。
・・・とそんな感じみたいです。
我が家は・・・クリスマスは二人っきりで『鴨鍋』でした。
フランスでお手頃な値段で買ってきた鴨を少し甘めのお醤油味で
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巨大な長ネギをたっくさん入れて、しめは雑炊、いいねぇー。とご満悦です。
25日も一歩も外へ出ずに、クリスマスの特別番組を見たりと家でゆっくりと過ごしました。
そうそう、こちらはクリスマスホリデーなのです。
通常、24日、25日、26日がおやすみ。でも今年は22日23日が週末だったので、大型連休という感じになりました。
25日はほとんどのお店は閉まります。
まさしく日本のお正月。
クリスマスイブは教会でミサが行われ、「ゆく年来る年」みたいな番組が放送されたり
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家では日本のお正月気分をちゃんと味わう予定です!
お餅も買ってきたし
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さて、ロンドンのRoyal Opera house(ロイヤルオペラハウス)へ行ってきました。
ワーグナーの『Palsifal(パルシファル)』を観に・・・
パートナーがチケットをとっておいてくれて、朝からそこに集中。これがクリスマスプレゼント
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5時開演のところ家を3時前に出て車で向かいました。
スーツに私はお気に入りのワンピースで
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私が持っている一番いいもので一番好きなお洋服。
アナウンス大賞の授賞式でも、結婚式の3次会でも着た服です
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カンタベリーでは普段履かないヒールの高い靴を履いて、久しぶりにばっちりお化粧をして
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集中・・・というのも『パルシファル』は5時間もの長いオペラなんです。
2回休憩が入り、120分、70分、80分の3幕に分かれています。
キリスト復活を思わせる宗教色が強い作品で、1幕の終わりに拍手はしてはならない・・・
とのことを勉強していったのですが、ほとんどの観客からはわれんばかりの拍手が送られていました
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パルシファルは主人公。ある王様が不治の傷をおってしまいます。それを治せるのは智があり、純粋なる愚か者だけ(pure foolish)。それがパルシファルだったのです。それに気付いたパルシファルが呪いにも誘惑にもかからずに自分の指名を果たしにいく・・・簡単にそんな感じなのです。それで5時間。
一つの場面が長いので、考えながら理解しながら共に進んでいけました。
オーケストラを指揮したのはバーナード・ハイディング。
最高です。めちゃくちゃかっこいいおじいさまです
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オケはもちろん、歌手も、彼がすべてをまさしく「指揮」していたと感じました。
歌はドイツ語なので字幕が舞台の上の方に現れます。(もちろん英語で
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忙しい!字幕を見たり(解読に時間を要する
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集中力抜群の5時間でした。
なんと、懸念していた5時間という長丁場があっという間に、なんとも早く過ぎ去ったのです。
信じられないぐらい早く感じる5時間でした。
頭も集中したあとの心地よいフワフワ感。音楽も全身で吸収して、しばし興奮状態です。
疲れた感は全くなく、家路につきました。
今回はがんばって良い席で観ることができたのですが、かなりの上階で立ち見に近い席もあります。
蝶ネクタイで着ている人もいれば、ジーンズに柄のセーターの出で立ちの人も。
それがまたいいところ。杖をついた腰のまがったおばあちゃんもルージュをつけて観劇です。
こんな5時間。たまーに欲しいなと改めて。
贅沢な時間の使い方、観る者にも達成感を与える素晴らしいオペラでした。
ワーグナーの最後の作品、美しい楽曲にあわせて、自分の呼吸を整えている感覚でした
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それでは、また
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