6月22日23日はスウェーデンの祝日。
夏至祭です。
カントリーサイドへ行って家族と過ごすという人も多いようです。
飲んで、食べて、踊って。
ニシンの塩漬け、ゆでじゃがいも(新じゃが)with ディル、イチゴショートケーキが伝統的だとか。
イチゴは夏を感じられる象徴ということで欠かせないようです
実は私たちも夏至祭のパーティーにお誘いをいただいたのです!
洋服のデザイナーの方に。またその洋服のことも書きますね
本場の夏至祭の様子がわかるー!なんて行く気満々だったのですが、
レンタカーがない
100キロほど離れた町だったのでどうしても車が必要なのですが、ストックホルムの街中に全く車がなかったのです。
そうか、中心部の人たちも皆借りて郊外へいくわけだ。
電車とバスを乗り継いでも行けることは行けるらしいのですが。
片道2時間半、日帰りは・・・
ちびっ子連れには現実的ではありませんという訳で断念。残念。
そこで、スカンセンへ行くことに。
ユールゴーデン島(1000ヘクタールの自然公園)にある世界最古の野外博物館です。
ガムラスタンからはフェリーで7分ほど。
乗り場も近いのでもう何度もユールゴーデン島に出かけています。
どうやらスカンセンで夏至祭の雰囲気が楽しめる・・ということで。
観光客はもちろん、地元スウェーデンの人たちもかなり多く夏至祭イブの一日を過ごしていました。
お花を摘んで、花冠を作りそれをかぶって祝います。
芝生に思い思いに寝転んだりして、すでにほろ酔いでくつろいでいる人多し。
↓これは欠かせない。
ポールを据え付けて、その周りで輪になってダンスをするのが伝統的。
大木を白樺の葉や季節の花で飾り付けます。
ダンスをして、疲れたら食べて飲んで、また踊る。
その繰り返しだそう。
私たちは雰囲気を感じて、
夏の光を思い切り浴びながら遊びました。
といっても到着したのは16時過ぎ、帰る頃18時半でも太陽は真上にありました。
スカンセンには遊園地があったり、
広場に出店があったり、
昔の生活の様子が見られる建物、動物園、焼きたてのパンをほおばりながら散策する・・・などなど
とにかく広くてだいぶ長い間楽しめる場所です。
そうそう、ポニーにも乗っちゃった。
市内中心部のほとんどのお店は閉まっていました。
インド料理と中華料理屋さんは鋭意営業中。さすが。
ガムラスタンは観光地なのでパブなども開いていたかな。
とまあ、少しスウェーデンが見えた、日でした。
サマーハウスへ行く人、行ける人、
行かない人、
様々な人種が住んでいる国、でもスウェーデン人はスウェーデン人。
少し厳しい面が見えた気がします。
一方、素晴らしい光景を見て。
島内にホットドックやケバブのスタンドが至る所にあるのですが、
そこで電動車いすに乗った男性がホットドックを買ったのでしょう。
でも自分一人で食べることはかなわない。
スタンドのお兄さんが、車いすの方の横につきっきりでホットドックを頬張らせてあげているのです。
この安心感は、障害を持った方が外へ出て行く大きな要因になるでしょう。
それもスウェーデン。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます