トミーのママの道~『トミーのカナダ日記』

元山梨放送アナウンサー富田智美の公式ブログ。
カナダ生活を気の向くままに綴るトミーの独り言・・

つづき、お正月おせち

2014年01月01日 | バンクーバーの生活


初詣を済ませ、
お昼はおせちに梅酒
お屠蘇ということで。

えへ。
おせち料理は予約しておいて、
大晦日に取りにいきました。
日本食材やさんが売り出すので、楽させてもらっています
鯛の尾頭付きも付いてきます!

家庭的な味付けの料理が、
我が家にゆとりと華やぎと安寧をもらたしてくれます。
感謝。

娘はおせちの飾りをつけご機嫌。
なぜかフラダンスを踊るのだけど。


で、
大晦日になぜか(食べたいものリクエストにより)
おでんを鍋いっぱいに、
1キロ分のミートローフを
作り置き。


ということで、三が日はそれらを食べ続けられるかしら、無理かな。
年越しソバ用に作ったつゆもまだあるし。

明日はホームベーカリーでお餅をつくってみようかな、と。

最高気温7度
最低気温4度
暖かめなバンクーバーより


新年

2014年01月01日 | バンクーバーの生活
おめでとうございます

こちらは元日お昼すぎです。
といっても日本のようなお正月の雰囲気は皆無。スーパーも普通に営業しています。
日本人以外は新年を祝う習慣はないので(調べてみます)。
なんとなく一緒だろうと思っていた韓国も中国も、旧正月を祝うので、年明けの今はほぼ普通に過ごしているみたい。
よって、スーパーも短縮こそしても営業するわけで。

我が家は初詣に行って来ました。
家から車で30分。
バンクーバーの南、リッチモンドにある、
スティーブストン仏教会のお寺に初詣。


本堂は畳ではなく、長椅子が備えつけてあります。
正面でお焼香させてもらい、新年の祈願をしました。



外に回り、鐘をつかせてもらい、
なんだか気持ちがよい時間。

日本の風習をこちらでも、
というのは時になかなか難しく。
お正月の気分を自分たちで作り出しています。

さて、スティーブストンという町は、
日本からの移民が最初に住んだ地。
ほぼ村ごと移り住んだそう。それ以降、漁をしながら日系人の方々が生活してきた所です。
いまや、日系の漁師さんは減り、昔ほど日系人の町という感じではありません。

スティーブストン仏教会は1928年に設立。
第二次世界大戦時は、日系人は強制収容所での生活を強いられました。
苦しい時代を経て、収容所から戻ってきた日系人の集会所として1952年に再び仏教会が再建され、
今にいたる、のです。


落ち着いた、立派なお寺で、
席のあたりはやはり西洋式、毎週水曜にはビンゴがあったりと、
カナダの習慣にあったお寺です。
私は母方がお寺なので、小さい頃から馴染みがあるわけで。
お供えものひとつからも雰囲気の違いを興味深く感じます。

振舞っていただいたのは、

パン一斤。
なるほど。


お腹すいたーと、騒いでいた子どもたちが、
帰りの車でむさぼるように食べていました


年のはじめ、
手を合わせて、自分の心をつぶやいてみるのはとてもいい。
清々しい気持ちで、
服についた少々のお香のにおいも
また悪くない。

みなさまにとって、健やかで、素晴らしい一年になりますよう。
今年もよろしくお願いします