佐多岬の風車たちが、ゆっくりと回っていた。
しばらくすると肱川が見えてきたので、リクエストして本来予定していたコースから幾分外れたライン上を飛んでもらい写真を。
『肱川あらしのこと』
5/22にNHKの「ワンダー×ワンダー」 で放映されたので見た人も多かったことだろう。私もその一人だった
上空から見た長浜大橋
※肱川あらし
冬型の気圧配置が緩んだ日に、大洲盆地と伊予灘の気温差が原因で陸地において地表が放射冷却によって冷え込み発生した霧が、山脚が河口付近まで川の両岸に迫っている特異な地形をしている肱川下流から
一気に海側に流れ出す現象。
大規模な時は霧は沖合い数キロに達し、長浜大橋付近においてなんと15m/s以上の風速が観測されることもあるそうだ。
数年前、約30,000フィート上空を飛ぶライン機から偶然大洲盆地にベッタリと
霧がある光景を目にしたことがある。
当時それがこの肱川のものだとは知らず、そしてついこないだ放映され感心したばかりの地をセスナから見ることになるとは思わなかった