日本共産党千代田地区副委員長 冨田なおき

衆院東京1区で3度出馬。17年総選挙は政策協定結び比例で立候補。22年参院選に比例代表から立候補を決意しました。

参院選で一番訴えたいこと

2016-07-02 22:25:32 | 憲法


けさは新宿区と中野区との区界、落合南長崎駅前で、川村のりあき区議と訴えながらスタートしました。

住民の皆さん、駅から出てくる多くの出勤、通学客の方々にも学費、奨学金、ブラックな働き方の解消などを訴えました。



暑い中、大山とも子都議、佐藤佳一区議と丸正前などでの訴えには、
何人もの方が、暑い中、足を止めて聞いてくださいました。
握手すると、手を離さない勢いでの熱い激励に、胸が熱くなります。

以下、この参院選で訴えている演説から、私が一番訴えたい中身(憲法問題)を抜粋してご紹介します。

この選挙で私が一番訴えたいのは、
憲法を守るまっとうな政治をとり戻そうということです。
いま安倍政権は、憲法違反に憲法違反を重ねる暴走を続けています。
日本共産党は、自民党が作り出した憲法違反の状態を、
国民とともに一つ一つ正していきます。

まっ先にやらなければならないのは、
安保法制・戦争法を廃止し、集団的自衛権の閣議決定を撤回することです。
日本が攻められてもいないのに、武力を使うというのは、これまでの自民党の憲法解釈さえ踏み越えるものです。
国民の6割、憲法学者のほとんどが「憲法違反だ」と言っています。
「専守防衛」の志をもって入隊し、被災地で頑張った自衛官を、
海外の戦場に送り、アメリカと一緒に血を流させるわけにはいきません。

安倍政権の暴走から憲法と民主主義を守るために、野党は力を合わせなければならない。
日本共産党はこの立場から、
安保条約や自衛隊など、不一致点は横においてでも、
また独自候補を下してでも、野党共闘の前進のために誠実にがんばってきました。

いま32の1人区すべてで野党統一候補が実現し、自民党と議席を争っています。
自民・公明の議席を14以上減らせば、参院で与党が過半数割れし、
戦争法廃止法案を可決する展望が生まれてきます。
どうぞみなさん、今度の選挙では野党を勝たせて下さい。よろしくお願いいたします。

 第2に、戦力を持つことを禁じた憲法9条を完全に実行することです。
 もちろんこれは、一気にはできません。
まず米軍基地をなくし、アメリカいいなりから抜け出して、
アジアの国々と平和友好の関係を築く。
そのうえで、国民の圧倒的多数が「もう大丈夫」と思ったときに、
国民の合意で、自衛隊の解消に進もうというのが日本共産党の展望です。

それまでは、もし万が一、外国から攻められたり、自然災害があった場合には、
自衛隊のみなさんにがんばって頂きたいと考えています。

しかし、政治がやるべきもっと大事なことは、戦争の準備ではなく、
戦争を未然に防ぐ平和外交戦略を進めることではないでしょうか。
ですから、憲法9条を守ることと、国民の命と安全を守ることは十分できます。

多くの犠牲を払ってかちとられた憲法9条を、
戦後70年日本の平和を守りつづけてきた憲法9条を、
安倍政権に変えさせるわけにはいかないではありませんか。

今やるべきは、憲法を変えることではありません。
この憲法をないがしろにする安倍政権を倒すことではないでしょうか。
一貫して、「今の憲法を守る」、「国民とともにすすむ」、
この立場に立っているのが日本共産党です。
この党が伸びることが、立憲主義を回復し、憲法9条を守る力になります。
どうぞ、今度の参院選では日本共産党を伸ばして下さい。

みなさん、私は国政の衆議院東京1区で3回立候補しました。
初めて立候補したのは、民主党政権ができた2009年。
「ワークングプアを作らない。格差と貧困をなくそう。
政権を変えるだけでなく、政治の中身を変えよう」と訴えました。

2回目は、東日本大震災のあとの2012年。
「消費税増税はやめよ」「原発ゼロ社会を」と訴えました。

3回目は、安倍政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行したあとの2014年でした。
「若者や子どもたちを危険にまきこむ安保法制は絶対許さない。
安倍暴走をストップしよう」と訴えました。
この選挙では、私も得票を伸ばし、議席を大きく伸ばしていただきました。

みなさん。どんな情勢の下でも、
国民の立場でスジを通し、ぶれずにがんばってきたのが、日本共産党です。


みなさん。いま「政治は変えられる」という希望が生まれています。
野党共闘は、閉塞した日本社会の暗闇に差し込んできた一筋の光です。
この光をもっともっと強く大きく輝かせることができるのは、
主権者である一人一人のみなさんです。

どうかみなさん。安倍政権の暴走を止めるために、
野党共闘に過半数の議席を獲得させて下さい。

そしてそのためにがんばる、日本共産党を伸ばして下さい。
比例代表では日本共産党。
東京選挙区は、当落線上の大接戦です。
山添拓候補をなんとしても国会に押し上げてください。
みなさんのお力添えを心からお願いします。





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