雨はどんどん強くなる中、人の輪はふくれ上がりながら、
新宿中央公園からの「原発やめろ野田やめろデモ!」を大歓声で迎えます。
ここにいる誰もがやむにやまれず集まっているわけだけど、
とにかく、ミュージシャンたちと参加者が一体になってのコールがかっこいいのだ。
ジンタらムータの演奏、
寺尾沙穂さんや(東京新聞の記事)、
制服向上委員会の歌とメッセージも。
藤波心さんとは参加者と一緒に「ふるさと」を歌いました。
「原発なくすために声を上げている政治家を、私たちは責任持って応援したい。
右とか左とか、誰がいい悪いという話は原発をなくしたあとにしませんか」
との言葉にも感銘を受けました。
雨宮処凛さん登場。
政治家関係では、笠井亮衆議院議員、社民党の福島瑞穂党首、「緑の会議」の杉並区議がスピーチしました。
荷物はびしょぬれになるほどの雨が降り続き、
午後9時が迫るなか、
大飯原発の現地の抗議行動の様子がアルタビジョンの横や上に映し出されたり。
各々がユーストリームの中継で現地とつながっていました。
このDJ風の人、私は存じ上げないのですが、心に残る話でした。
おおざっぱにしか紹介できませんが。
「政治家?官僚?いたっていなくたっていいけど、
再稼動?原発なんて人の命を食い物にして、軍需産業と一緒じゃねーか
野田佳彦、絶対許さない」
「革命だの、行動だの、言葉でくくれるもんじゃない。ここに集まってるのは、生き方の問題だ。そうだろ?」
「あんたはどう生きる?あんたはどう生きる?」
その通り、と思いました。
いまほど、自分の生き方が、
この国に生きる一人一人の生き方が、問われ続けているときはない。
そう痛感しながら、会場を後にしました。
帰り際、労働組合で働く友人と再会。「会議やニュース作りの仕事だったけど、急いできたらもう終わりだったよー」と言っていました。
首相官邸前での行動の積み重ねと先週末の、すごいことになった参加者。
シェア、転送されまくっている、警官に花を与えたり傘を差し出す抗議行動参加者。
警察という暴力装置とそれを操る側の人々は決して甘いものではないけれど、
少なくない参加者が、警官一人一人も生身の、再稼動を望まない人間だということを思っているのです。
大飯原発は動かされたけれど、
原発をはじめ、うそと脅しで民を抑圧してきた政治や経済のおしつけの、
終わりの始まりが、確実に進んでいることを先週末、いよいよ強く、思いました。
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