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自分が自分である(BE)ために。BE~Beautiful Energy~を貴方に。

男性は経済、女性は社会?

2007-02-23 | キャリア・仕事
「女性がひかれる、社会起業家」というニュースを読みました。

文中に、社会起業家をサポートする事業を行っているNPO法人「ETIC.」の代表理事、宮城治男さんのコメントがあります。
「子育てや環境などコミュニティーが直面する問題は、地域に密着している女性の方が気付きやすい。ブログで情報発信できるなど、協力者を集めやすくなっていることも、女性増加の背景にあるのではないか」

たしかに、あくまでも私の感ですが・・・
女性のほうが社会への意識関心が高く、男性は、同じ社会でも経済的な意味で興味を持っているように思います。

人の生き方が多様化していく中では、こういった女性の視点はますます必要となるのかもしれません。

「思想」とは?

2007-02-22 | モチベーション
上司である役員と話をしていたら、彼がこう言いました。

「日本では『思想』という言葉があまり良い意味では使われない。右翼・左翼のような考えと行動が偏った人たちを連想してしまうから。でも、歴史を見ると思想家の考えは時代に関係なく普遍的で正しいことが多い」

『思想』とは、よく見たらすごい言葉でした。
まず、漢字。「おもう」が二つも連なっています。
よっぽど「強くおもう」のね、、、と思って意味を見てみたら

『思想』(Wikipediaより)
思想(しそう)とは、人間が自分自身および自分の周囲について、あるいは自分が感じ思考できるものごとについて抱く、あるまとまった考えのことである。たんなる直観とは区別される。感じた事(テーマ)を基に思索し、直観で得たものを論理的に立証して言語・言葉としてまとめること。また、まとめたもの。


思想家になるには
「感性豊かで、直感が優れている」
「直感で得たものを論理的に立証できる」
「誰にでも分かりやすく言語化できる」
「言語化したものをまとめる」
といくつものプロセスで人より優れていないといけないことが分かります。


日本にも過去、哲学者や思想家と呼ばれた人たちがいたようですが、、、最近はあまり聞きません。
目の前の道に迷ってしまう今の日本には、もしかしたら「アメリカに頼ることなく、自分達の手で自分達の思想」を創り上げるべきなのではないでしょうか?


公私での「時間の使い方」は違う?

2007-02-21 | キャリア・仕事
最近
「どちらが正しい時間の使い方」が正しいのだろう?
とふと思うことがあります。

『自分の好きなもの、自分に必要なものだけを選択して集中して使う人』
『自分の好き嫌いに関わらず広く社会に興味を持ち色々なことに時間を使う人』

時間の使い方はその人自身の問題なので、第三者が「正しい、正しくない」と判断すること自体が間違っているし意味がないと思います。

それでもあえて問題提起したいのは、公私でそれぞれのスタイルを意識して遣わなければならないのではないか、と思ったからです。

例えば通勤電車の中で・・・
前者のケースは、電車の中でもiPodなどで自分の好きな音楽などの集中し周りの人や広告などを見ずに毎日過ごす人。
後者のケースは、同じ時間同じ車両であっても「何かいつもと違うことがないか」アンテナを張って社会の動きを敏感にキャッチする人。

プライベートであれば前者のスタイルで問題ないと思いますが、もしかしたら仕事においては後者のケースのほうがよいのではないでしょうか?
自分で自分の枠を決めてしまうことで、新しい発想が生まれなくなってしまうように思うからです。

ところが、最近よく転職相談にくる20代前半の人達は「公私ともに前者スタイル」の人が圧倒的です。仕事でも「やりたくないことを任されたから転職したい」ということになってしまうのです。

公私での時間の使い方を考えて、毎日を過ごそうと思います。

マネージャーのさじ加減

2007-02-20 | リーダーシップ・マネジメント
マネージャーになってみて初めて気付いたことがたくさんあります。

自分の意識・行動の変化
周りからの期待・見え方
メンバーへの期待と要望

などなど。

毎日1つ以上の発見があるのですが、その中でも特に気付いたのはマネージャーのさじ加減(言い方ががあまりよくありませんが)一つで、グループが変わり、会社が変わるのだ、ということ。
マネージャーとは組織の中の役割であって、前提として「リーダーかどうか」がとても重要です。

ある同僚のマネージャーは、「メンバーを信じて任せている」と言っていましたがメンバーから見ると「いつも仕事を振られている」と感じていました。
放置と放任は全く違うのです。

権限は与えて責任は取る。
自分がやったことでも成功したら部下のものにして、失敗したら自分が責任を取る。

そんなマネージャーであり、リーダーでありたい、と心から思う毎日です。


どちらが優秀なコンサルタント?

2007-02-19 | モチベーション
私がとても尊敬するあるコンサルティング会社の社長(その方自身が、現在も現役でコンサルティングをしています)にお会いしたときに聞いたこと。

その社長はご自身のことを

「実は私はもしかしたら優秀なコンサルタントではないのかもしれません。なぜならば損得よりも自分の中での納得、自分で決めたことに対する勝ち負けで行動してしまうことが多いからです」

とおっしゃっていました。
彼のスタンスでは、自分が誇りを持って(最後に自分が死ぬときに絶対後悔しない)仕事かどうかがとても重要なので、それができない仕事はたとえとても儲かる仕事でもしない、そうです。

コンサルタントという職業はとても難しい職業だと思います。究極にビジネスとして問題を解決したり企業にとっての最終目的(継続的に利益を生み出し存続すること)を達成するための最善策を考えたりするのが主たる仕事だとは思いますが、一方でプロフェショナルとしては倫理観を持って仕事をしなければなりません。

損得か、自分の中の基準との勝負か、色々な考え方があるかと思いますが・・・私自身は「損得よりも倫理観や自分が神に誓ってもやましいことなく誇りに思える仕事を選択するコンサルタント」のほうがいいなあ、と心から思いました。