2011年、世界中の災害の意味を考えよう

台風12号による、西日本を中心とした記録的な被害。

東京は、局地的にスコールのような雨が降るだけだったけれど、ニュースで被害の大きさを見て驚愕した。

一番印象的だったのは、ある町長の話。

24歳の娘さんの結納の日に被害が起こり、様子を見にいった娘さんは流されて死亡。奥さんも行方不明のまま。

それでも、町長はカメラに向かって冷静に、「娘の側にいてあげたいけれど、（町のために）やらなければならないことがたくさんある」と。

この人は強い、と思った。

私なら、家族を失ったら、悲しみと喪失感で何もできなくなる。


東日本の地震からまだ半年しか経っていないのに、今度は西日本での台風被害。

その他、メディアで報道されている情報しか知ることができないが、アメリカでも中国でも自然災害の被害が続いている。

もはや、自然災害を単に「予測不能な事故」「未曾有の出来事」「理不尽な被害」という言葉だけで片付けられないほど。

この自然災害が私達に何をもたらしたのか、なぜここまで災害が起きるのか、今一度、自分達地震で意味を考えてみたい。