漫画家さんの悲しいニュースがありました。
そのことで、クリエイターと消費者という経済的なことではなく、気持ちの問題なのかなと思いました。
音楽に関しては 作曲家と演奏家の関係ですが、作曲家の気持ちは重んじられなくてはなりません。でも時代が変わると、わからなくなってしまうこともあったり 捉え方が変わってしまうということもあると思います。でも、できる限り 作曲家のことは調べて考えるという姿勢はいります。私の主催する発表会では 必ず全員、自分が弾く曲を調べてまとめてレポートとして皆さんに公表してもらっています。それがピアノを弾くという責任でしょう。
「幻想即興曲」を弾いている生徒さんに、この曲はショパンが遺言で焼却してほしいと言っていた曲です。それが守られず今ここにあるということは、私たちにとってはありがたいことだけれど、ショパンは今どう思ってるのかなと?考えるだけでもいいと思います。
作曲家の先生方の (湯山昭、樹原涼子)のピアノのレッスンを受けたことがありますが大変厳しかったです。自分の曲に対しての思いがあるので 当然です。
作曲家をリスペクトしないと曲が生きてこないのは当然でしょう。
もう少し気持ちをお互い考えていれば、悲しいことにならなかったかもしれないので
残念なことです。
ショパンの遺言を 破った フォンタナを、避難する人は聞いたことがないですから。