ロングゲーム

発表会の準備をしながら、うちの教室には 30年以上 通ってきてくださってる方が数名 いらっしゃって、30年組と話すことはいつも続けたもん勝ち ！ピアノは長期戦！。ということ。すぐ得られる結果は価値がない。人生は長期戦に勝てるのが勝ち組。人類はどんどん短い方が良しに向かっている、が結果損をしている、ということ。

 

もちろん 仕事の効率化など短くできるものはあります。

　　

でも人生100年 時代、ピアノは10年続けてください。それからずっと楽しめます、 焦ってどうする？じっくり腰を 落ち着けて、指1本ずつの上げ下ろし から鍵盤に触る 面積 の違いで出る音色の違い、手首 腕の使い方を職人のように追求していきましょう。

 

弾けたときの喜びは、どれだけ価値のあるものか♥♥

自分が一番わかること‼

 

でも、それができる環境に感謝を忘れないようにね

 

クラシックとポップス

クラシックとポップス！同じ音楽ではあるけれど、ジャンルが違うとそれぞれの方向性がわかっていないとなんか変？になる。

音大を出たけれど、ポップスができないと仕事にならない昨今、ガチガチのクラシックではそこの壁を乗り越えるのが意外と大変！

20年前、樹原涼子先生と出会って、グルーヴ感？食うリズム？分数コード？チャーチモードなど音大をでてジャズを勉強してバンド活動をなさっているからこそクラシックの人がわかっていないことを理解して教えていただいたことがすごく役に立っています。この出会いが無かったら・・・　

先日、小学校高学年でピアノをやめた男子が高校生になって復帰してくれました。彼にポピュラーをするのにも、ある程度の基礎はクラシックで固めていた方がいいという話をしました。生身の「体」をクラシックは使うのでそれは音楽の根本の武器？になるからです。それは歌の分野も同じ。中学生も発声はクラシックでマイクなしで歌える声でうたうこと。でもその先は違うのです。リズム感とノリの軽さ。

クラシックって硬くなる傾向があり。でも体幹と柔軟性は必要。

今は両方できて当たり前になってきています。

ジャズの小曽根真さんの弾くモーツァルトやショパンが美しく、角野隼斗さんがバンド活動をしながらショパンコンクールに挑戦されているのを見ると、できる人にはジャンルがない、大変な時代になってきたと

新年度

新年度が始まりました🌸

3月には色々な 担当の方の移動があり別れもありました。

　

　桜の満開の折り 入学式にのぞまれた方おめでとうございます。

新入生はどこも ピカピカです。光り輝いてるからわかるんです。そんな人たちを見ていると、こちらもなんだか新しい気持ちが湧いてきます。

　そのような中、坂本龍一さんの訃報。私は元奥様の 矢野顕子さんと上原ひろみさんの2台ピアノを聴いていたので、本日、矢野さんが出された追悼文『また、ふたりでピアノをひきませんか』がとても寂しくお察ししました。