男子の美意識

教室の防音室以外の窓ガラスを防音ガラス窓に変え、かなり外部の音が入ってこなくなり、これからピアノの減衰音により集中できることでよい耳が育つことに期待しています。というのも、クラシックでは音の響きこそが命　良い耳を育てるか否かは指が早く回るより最重要案件　これをはじめのうちに正しくしておかないと、あとからではむずかしい。このことは、演奏家にならなくても、鑑賞側になっても一生良い趣味を持ち続けられるかということ。

音にこだわることは美意識を持つこと、それはセンス良く生きること。

私が身に着けていたブローチを見て、A君「先生、それ本物？」Ｂ君「先生それ、エメラルド？」との質問。シャンデリアの玉が一つ欠落しているのを（窓を変えるとき落ちた）「先生シャンデリアのきれいなガラス玉がない！」と訴えてきたⅭ君。みんな見ているのですね。そんなところ。とりあえず美しいものに興味を持つ男子に育っていますね。

 

このブローチは私が学生の頃、初めてベートーベンの第九をフェスティバルホールで歌った時のブラウスにくっついていたものです。ちなみにシャンデリアの名前はモーツアルトです。

勉強会20年目

 

勉強会20年目の修了演奏会でした。

色々教えて頂いた会でした。

ここがなければ、音楽の本質がわからなかったかも。

本物をおしえていただいた会でした。良い講師とよいお仲間に巡り合うのは奇跡に近いと思います。

 

バイエルの時代に育ちモードを知り、ドイツ語オンリーの音大で英語でコードを読み、コンクールで神経をすり減らすことの虚しさを教えてくれました。時代はどんどん進んでいます。

 

第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール 天才！？

韓国アイドルＢＴＳ問題がニュースになっていたのですが、韓国にピアノの天才がいたのですね。

ヴァン・クライバーン国際コンクール第1位は韓国のユンチャン・リム。

2位アンナ・ゲニューシェネ（ロシア）第3位ドミトロ・チョニ（ウクライナ）

ユンチャン・リムさんの演奏は18歳？と思えないほどのテクニックと表現力で恐れ入りました　

2位のアンナさん妊娠4か月で過酷なコンクールに挑み少しお疲れが出ていたような気もしましたが、私は好きな演奏家です。３位はウクライナのドミトロさん、2位のロシアのアンナさんと並んで嬉しそうに写真におさまっていました。アメリカの聴衆も若いピアニストたちに拍手を送っていて、難しい国際情勢が一瞬ウソのような気がしました。

マルセル田所さん審査員特別賞！フランスものがよかったです

ユンチャン・リムさんの演奏は　2：06：00位

ラフマニノフピアノコンチェルト3番

ヴァン・クライバーン国際コンクールファイナルリスト

昨日は、「時の旅」の修了演奏会に向けて、お友達の先生と連弾合わせを朝からしてました。連弾は一人で練習するのと、鍵盤の弾く位置も、ちがってきますし、二人で統一感のある音色を奏でるのは、同じ先生についている方がやりやすい？です。彼女とはそこがわかりあえるので、あとはお互いのテクニック？私は手が小さいので、内声を弾いてもらったり(本来は私がひくパート)、クロスハンドの上下左右変えてみたり練り直すところはたくさんありました。

クライバーンコンクールのファイナルのことは、気にしていなかったのですが、亀井聖矢さんが残ることができなかったのは、ちょっとショックですね。もう一人のセミファイナリスト田所マルセルさんは存じ上げない方でしたが、演奏を聴くとフランスもの(ドビュッシー、ラベル)が素敵でした。

　

1時間のソロ曲＋モーツァルトのコンチェルトを弾きこなせるだけの実力を皆さん持っています。これからが勝負です！！

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

昨年、オリンピックより盛り上がったショパンコンクールですが、先ほどアメリカのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのセミファイナリストが決まりました。（辻井伸行さんが優勝したコンクールです）

ショパンコンクールと違うのは、曲がショパンと決まっていないのでまあ、難解な超絶技巧の曲を弾きまくるプログラムを皆さん組んでいて　ヒュー　アメリカなので聴衆も陽気に盛り上がっています

12人の顔ぶれは

亀井聖矢（まさや）さん、マルセル田所さん、ウクライナ、ロシアの方もいます。

亀井さんクオーターフアィナルの演奏！

バッハ：半音階的幻想曲とフーガ、リスト：マゼッパ、ラフマニノフ：ソナタ2番