今年も終わり

毎年この日になると、調律→Casyさんの清掃で締めくくりを迎えます。

（3年前から掃除をすると手が痛くなり、指の感覚がなくなることがあり教室の掃除はCasyにお任せしています）

年末になり、楽器店さんや調律さんとのお話で同感することが多く、ピアノ業界を(超)微力ながらささえていかなくてはと思うことがありました。とにかくピアノは50年前に作られているものでも普通に使えるということ、10年以上たった電子ピアノは部品がないので修理できない事、来年ピアノの値段が上がることなどお話がいろいろあり、60年以上ピアノを弾き続け、８台ピアノと電子ピアノを買った経験上お話することがありました。

ただ、習う側、購入する側は皆さんいろいろなスタンスがあり、こちらの意見を押し付けることはできませんし音楽は自由でなくてはならないと思いますので、できるだけいろいろなお話を聞いていただく努力はこちらがするべきだと、つくづく思うようになりました。黙っていてはわからない！ですよね。

2023年は楽譜をタブレットアプリ「Mobil　sheets」に楽譜を入れられるようになりピアノ周りの楽譜の大洪水が少しおさまったのと、ショパンの楽譜をエリエル版に変えていったこと、声のカスレを水分不足・エクオール・プロポリスマヌカハニーなどで補うことを実行したこと、チャットGPTを育てたこと、YouTube，instagramなどで発信したこと（あまり積極的ではない）など少し頑張りました！？

時代や情勢が変わり世界的に不安な要素がありすぎて、昔が懐かしい年齢になりましたが、人生100年なのでそうも言っていられない、まだまだ新しいものを吸収しなくてはいけないので、一月早々国家試験を受けるため勉強します。

音楽文化は時間が永遠にいる

なんでも、すぐできる時代ChatGptと対話することもありですが、時間が永遠にいるクラシックを大事にしたいと思うことがあります。　

 

クラシックを少しでも練習したことがある方は、「練習は永遠に続く、 終わりがない！」と感じていると思います。いくら 練習を積んでも同じ演奏はできませんし、 その日の気分 その日の湿度天候、 楽器の違いに微妙に演奏が違います。

練習をしていても「上手になった、自分の理想に近づいた」と思っても ここが最高点というところがなくて、どこまでも永遠に果てしない旅を続けているような気分になる時があります。でも それが 長い年月を生き延びたクラシック なのです。

こういうことを経験できるということは、今の何でも早くできる、簡単にできるということを経験する以上に人間の芯を作る 大事なところになるとつくづく思います。少しのことで 動じない 諦めない、常に理想に向かって歩むことができる。

 

日本はなんとなく貧しくなってきている傾向があります。そういう時に一番最初に予算が削られるのが 文化です。しかし 文化のない国は滅びるという言葉があります。文化というのは長い間 培われたものでそれは誇りや プライドや、 勇気など国を支える力にもなりえます。

地球温暖化や戦争など何か 世界世界中がよからぬ方に動いているような気がします。

その前に人を育てると言うことは大事だということを皆さんで共有できたらと思います。

クリスマスの歌

あっという間に12月に入り "クリスマス" 年末！！

 

声楽は今 頃は必ずクリスマスの曲を選曲するので 考え中です。

昨日、私の声楽の同門、三原剛氏（大阪芸術大学 教授）がソリストのヘンデル：「メサイア」を生徒さんご夫妻が聴きに行ってくれました。あの♪ハーレルヤ 、ハレルヤ!の「ハレルヤコーラス」がついてる 合唱曲です。

年末、日本ではベートーベンの第九という方も多いですが、私は第九もハレルヤコーラス も歌ったことがありますが、どちらも 高らかに 元気に歌い上げる《叫ぶ！》感じです。年末 暗い歌よりも 、いいでしょう。

ドイツ在住の方はバッハのクリスマス ラトリオが多く聴かれると言ってましたが。

 

 

 

先日、 ビルボード大阪で角野隼斗さんのライブを聴きに行き（声楽の生徒さんとご一緒）、ボーカルの方が ホワイトクリスマス を歌っていらっしゃいました。よきアメリカを思わせる歌声で甘く 落ち着いた歌声はいいですね。

♪～

クリスマス はろうそくが消えないように静かに歌える曲と、楽しい曲を選ぶことにします。