またサッカーの話になるのですが、先日、息子たちのサッカークラブチームの総会がありました。チームの代表(監督)が、昨年との変更点や、年間の試合スケジュール、そして、指導方針について説明しました。その指導方針の中の話で、自分が「なるほど」と思う話がありました。
監督の話の中で、「自分は育成することを優先しています。育成を優先することで結果がでないこともあります」、言葉は正確ではないのですが、「子どもたちにとって、いろいろな意味でゴールは今じゃない。だから、挑戦させていきたい。その挑戦がうまくいかないことで、試合に負けることもあると思う。でも、それは子どもたちの次につながることであるのではないかと考えている。そして、監督が指示するのではなく、選手に考えさせるようにしています。」、たぶん、監督の言いたいことはこのような感じだったのではないかと思います。
確かに、試合でのハーフタイムの様子をみると、相手チームは監督を前にして輪になり監督を中心にしてアドバイスを受けているのに対し、こちらのチームは、監督は選手の輪の外。子どもたち同士で前半の結果を振り返り、らんぼうな言葉もありながらも、後半どうするか話し合っていることが多いのです。もちろん、監督のアドバイスもありますが。
この話をきいた私が思ったことは、確かにサッカーひとつとっても、今がゴールではない。今、試合に勝って満足していたら、それ以上は伸びないでしょう。勝利しなければ得られないものもあるでしょう。でも、そのために挑戦することをやめてしまったら、それ以上の成長はないのですから。
最近、息子たちと話をしていて、しっかりした考え方で話すことに驚くことが続きました。自分が小学生や中学生のころに考えていたことと比べると、大人らしく、しっかりとした考え方をしているようです。その成長は、サッカーをとおしてし得たものが大きいような気がします。
「わたしたち親がだらしないから、子どもたちがしっかりしてます」という話題が職員の間で、最近、続いて聞かれました。でも、そんなの関係なく、親の知らないところで、しっかり育っているんじゃないですかね。
ya
クリックお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます