私の息子たちはサッカーをしています。時々、応援のため試合を観に行くのですが、その試合会場での準備の様子を考えてみました。
自分たちの道具の用意はもちろんですが、テントを建てたり、シートを敷いたりと試合前にしなければいけない準備がけっこうあります。
試合のことや、早く安全にできることを考えたら、親やスタッフで用意しがちですが、息子たちのチームの指導者は、子どもたちだけで準備や片付けをさせています。どちらがいいか悪いかということではありません。ただ、自分たちだけで用意や片付けをしている様子をじっとみていると、チームのみんなそれぞれが、今自分は何をすべきか、どうすればうまくできるかを考えている様子がわかります。
この、自分で考えて行動するということが、とても大切なことのように私は思っています。判断を間違って失敗したり、時間がとてもかかったり、やらされているような雰囲気でしていることもあったりと、いいことばかりではありません。
でも、自分自身で考えて行動することによって、今自分が何をすべきか、その場その場での判断力や観察する力、そしてなによりいろいろな人のおかげでサッカーをさせてもらっているという感謝の気持ちが、その中から生まれてくるのではないかと思っています。
そうやってリスクを背負いながらでも、それを乗り越えて子どもたちは成長していくのではないかなと思うようになりました。
これらのことは、我々大人にもいえるのではないでしょうか。
最近、ボランティアサークル等から、後継者がいないという声をよく聞きます。後継者を育てるリーダーの立場、育てられる後継者、それぞれからこのことを考えてみたらどうでしょうか。
子育てに限らず、人を育てるってことは、難しいですよね。私は、家では育てる立場、職場では育てられる立場ですが.....
一生懸命育ててくれている上司や先輩の期待に応えられてないような.......
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