全国社会福祉協議会の地域福祉推進委員会で作成された、「市区町村社協活動2007」っていう冊子を買ってみました。
全社協が取材を通じて、2007年度の全国の市区町村社協活動の動きをまとめたものです。
はじめにより引用
社協をよく知らない方にとっては、この一冊を読めばそこが何をやっているのか、社協職員とはどんな人なのかがわかる内容になることを目指しました。社協の場で活躍されている方にとっては、今後の活動に活かせる新たなヒントが詰まっているのではないかと思います。
参考にさせてもらおうじゃないですか~!
社協活動の事例として、
● 長野県御代田町社協 ● 三重県菰野町社協 ● 兵庫県宍栗市社協
● 愛媛県宇和島市社協 ● 宮崎県都城市社協 ● 熊本県西合志社協
6つの社協の活動が具体的に紹介されていました。
その中から、いくつかちょこっとだけ紹介すると・・・
長野県御代田町社協さんは、デイサービスやショートステイなどの介護サービスを中心に、地域密着型のサービスを展開しているそうです。
P14から担当の係長の言葉を引用
一人に人を地域で支えるためには、ケアだけではだめです。その人を地域から排除しない、そのためには住民の力が必要です。地域の人を巻き込んでAさんを支える仕組みをつくる。さらに一歩進んで、住民と一緒になって、地域の課題を考えていくような方向に導くのが宅老所の役割だと思います。住民が関わってこそ在宅サービスなんです。
三重県菰野町社協さんは古くから住民福祉活動に力を入れているようで、「子育て支援と福祉防災活動を中心に紹介されています。
P22より引用
昔からよく言われている「向こう三軒両隣」規模の関係を住民が築けるように、社協がサポートしていくことが大切である。福祉ネットワークと防災ネットワークは重なるところが大きい。ボランティアにしても、ふだんは福祉ボランティア、いざというときには福祉防災ボランティアとなるようにすればいい。
宮崎県都城市社協さんは以前から全社協のモデル事業を受けたり、注目の社協です。地域福祉活動の発展のきっかけは、ふれあいのまちづくり事業だそうで、この事業をきっかけに、社協職員が本気で地域に入っていくようになったそうです。
P39より担当主事さんの言葉を引用
私たちの考えでAという案がいいと思ってもそれが受け入れられるとは限らないし、ある地区でうまくいったからといって他の地区で同じようにいくとは限りません。地域の方からお叱りを受けることもよくあります。
「隣の芝生は青く見える」じゃないですが、すばらしい取組の社協さんばかりですね。 え~、苫小牧社協も、全国に紹介できるような社協にしたいなぁ~と思います。
紹介されればいいってもんじゃないけど、注目されれば、職員も住民にもいいことだと思います。
今日は、他の社協さんのことばかり書きましたが、参考になりました。
市町村合併や、モデル事業を受けたりしたことが「きっかけ」にしている社協もありました。
新たな取り組みに向けて、やっぱりきっかけが必要ですかね~。
いや、きっと、そんなの かんけーねー!
まずはやる気だー!(さっく)
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