引き続き、災害ボランティア研修会の2日目です。
講師は、日赤防災ボランティアリーダーの奥村孝親さんです。
防災関連の事業では、いつもお世話になっている先生ですので、以前にも、紹介したこともありますが、奥村さんは、日赤で養成する防災ボランティアリーダーで、被災地での支援活動の経験も多くある方です。
今回は、日赤より配置された大型炊き出し釜を使った訓練を行い、使い方や作り方の指導をいただきました。
また、被災地へ支援に行かれた時の支援内容や防災・減災についての講話をいただきました。
女性の参加も多くありました。
炊き出し訓練では、ご飯はアルファー米を使用し、2つの釡で豚汁を作りましたが、普段、台所に立つことが多い女性よりも、男性が中心に芋を切ったり、味付けをしたりしたようです。
一部では、「男の料理教室」だったという声もありました。
2つの釡の豚汁を比べると、微妙に味が違いましたが、とてもおいしくできました。
最後に、参加者のみなさんで、反省会を兼ねて、作った豚汁とアルファー米を、一緒に食べたのですが、「今度は、町内会でやってみます」など、好評だったので、ほっとしました。
包装食袋(ハイゼックス)を利用した炊飯も実演されました。
ハイゼックスは、袋の中に普通の米と適度な水を入れて、釡のお湯で炊くものです。
災害直後、水がなければ、ペットボトルのジュースやお茶で炊くこともでき、釡に入れる水がなければ、泥水や雨水でも、炊くことができるというものです。
今回は、それぞれチャレンジしてみました。
左から、グレープジュース、オレンジジュース、お茶、リンゴジュースです。
若干、色がついていますが、実は、おいしんです。
この方法でいいところは、アルファー米のように、特殊なものを使うのではなく、家にある米が使えるというところです。
家庭でもできますので、お試しください。
ya