今日のブログ題名・・・『還暦カウントダウン』と書きましたが、別に年度末に職員が定年退職する話ではありませんよ。
実は、来週2月17日(金)は、苫小牧市社協誕生日なんです。
今年で創立60周年を迎え、苫小牧市社協は還暦を迎えます。
いま来年度の予算編成を行っているところなんですが『60周年を迎える年に何をしようか』ということで、職員で60周年記念事業プロジェクトチームをつくり、その内容を話し合っています。
そんなことで、10年前につくった「50周年記念誌」をぱらぱらと見ていましたが、苫小牧市社協創立後の昭和28年に、社協から市民に要望を発表したとありました。
こんな内容です。
(略)・・一昨年2月社会福祉協議会が結成され、地域社会の福祉増進のために努力している次第です。しかしながら、苫小牧市は俸給生活者がその多くを占めますが、漁業、農業、商業、その他種々の職業に分かれ、かつ広範な地域のため全般画一的な福祉活動を実施することは、至難であり、市民各位の一層の協力によってこそ、その実効が達せられると思います。
ここにおいて、本市を各町別、別ごとに、その実情に応じた福祉活動を推進することこそ、もっとも望ましいことと思います。これがため、自主的な活発な活動を行い得るような協同組織を設け、個人の力で解決できない問題を取り上げ、よりよい地域社会を建設すると共に、恵まれない世帯を援護し、住みよい明るい社会を築き上げねばならないと思います。
すごい、昭和28年から・・・地域福祉の原点ですね。
よ~し、今年の60周年を節目に苫小牧社協「原点回帰」!(さっく)