先週、全国社協から「ボランティア情報1月号」が届きました。
1月号では「中国・韓国のボランティア活動は今」と題して、中国と韓国でのボランティア状況と今後について特集が組まれていました。
「東アジア交流フォーラム」で紹介された中国と韓国の2つの事例が紹介され、両国の活動研究をすすめている青木利元さん(IAVE日本 理事、JIVRI-ボランティア活動国際研究会代表)のお話が掲載されていました。
お話の内容の一部を紹介させていただくと・・・
中国・韓国ともに国民のボランティア参加率が高いようで、中国では全国民の85%(2001年調査結果)、韓国では59%(2005年調査結果)となっているようです。
その内容は、どちらの国も住民相互の助け合い活動などの個人や地縁をベースとしてものが多いそうです。
ちなみに、我が国日本の数字では、全国民の5.8%(全社協ボランティア活動年報2005年)でした。この数字はあくまで社協が把握している人数なので実際の人数はもっと多いとは思いますが、85%とか59%まではいかないかもね。
中国・韓国では、ボランティア団体などの組織的活動でも活動参加率が多く、その要因と特徴を青木氏は、
(一部引用)
このように、青少年を対象としたフォーマルな活動の場合には、義務教育のなかにボランティア活動を取り入れている韓国と、国家プロジェクトとして推進している中国と、それぞれの特徴が表れている。
おぉ~!国のプロジェクトとして、ボランティアを義務化しているんですね~。
ここで、「ん?ちょっとまってよ!」と思う方、いるかもしれませんね。
「国を挙げて」とか「義務化」でボランティアをやっても、それは「自発的」じゃないからボランティアじゃねーべさ!ってね。
日本でも、現在国の「教育再生会議」で奉仕活動の義務化が議論されているようですが、厳密にボランティアの定義からすれば、義務化しちゃえば「ボランティア」とはいえませんが、それが良いか悪いかについてはわかりません。
ちょっと話がそれて、難しい話題に迷い込んでしまいました。
まあ、ボランティアについて考え、ひとに触れるきっかけとしては意義のあるものと思います。
これについては、いろいろな意見があると思いますが・・・・
活動をしている方が「これはボランティアだ」とか「ボランティアじゃない」とか、いちいち考えてやっているわけではないと思います。
ギロンのあるところですが
ムずかしく
カんがえないでおこうと思います。
あ~結論出ず、まとまりのない内容!許してください(さっく)