最近「協働」っていう言葉をよく目にします。
恥ずかしながら社協職員として、これまでこの言葉を意識することがありませんでした。
この「協働」が目にとまるようになったきっかけは、横浜市社会福祉協議会さんで「協働」への取り組み姿勢、考え方、あり方などをまとめた「協働指針」を見てからです。
ちょっと紹介させていただきま~す。
(「協働指針」P2横浜市社協にとって「協働」は、今なぜ重要か? より一部抜粋)
「誰もが安心して自分らしく暮らせる地域社会」は、単体でつくりあげられるものではありません。私たちが目指すべきは、「みんなでつくりだす」ことです。横浜市内には、たくさんのパワーあふれる市民活動団体やボランティアグループが活動し、さらに企業、行政、中間支援組織等も大きな活躍をみせています。
それらの団体・機関等と目的を共有しつつ協力しあう「協働」は、私たちの理念実現のためにも、最も重要な方法のひとつです。
先日、夕張社協さんの取り組みについてお話しを聞く機会があって、考えさせられたばかりですが、「地域社会」はみんなでつくりあげるものですね~。
横浜市社協が考える「協働」には、目的共有・相互理解・対等・自主性尊重・自立化・公開の6つの原則があると書かれています。
活動事例も紹介しながら、横浜市社協の協働キャラクター「よっしゃ!」のイラスト入りでわかりやすく書かれていました。
社協は、全国、都道府県、市町村に設置されていますが、その地域によって歴史や環境が違うし、そこに住む人々の考え方もさまざまですよね。
社協として地域福祉に関する考え方をまとめて、発表するということは大変な作業かと思います。
でもこれからは「地域福祉」が重要な時代ともいわれています。これからの「社協」を考えるうえで参考になりました。
ちなみに、Wikipediaでは・・・
~「協働」の概念~
近年、この協働の概念は日本の地方自治の分野で、まちづくりの取り組みに不可欠なものとして唱えられている概念のひとつである。例えば、地域の課題解決に向けて、行政単独では解決できない問題がある場合、または市民だけでは解決できない問題などがある場合に、相互にお互いの不足を補い合い、ともに協力して課題解決に向けた取り組みをする。または、協働した方がサービス供給や行政運営上の効率が良いとされる場合に協働のまちづくりが推進される。こうした発想を補完性の原則という。
勉強になりました~(さっく)