東京リサーチ日記

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デジタル家電の凋落・・・

2013-07-24 00:00:00 | 情報・日記
 2013年7月24日、デジタル家電の凋落(ちょうらく)に苦しむ電機メーカーが、構造転換を急いでいる。韓国など海外勢などとの価格競争からコモディティー(汎用(はんよう))化が進み、看板だった薄型テレビは想定を上回るスピードで価格が下落し、各社の業績をむしばむ。「デジタル家電の終焉(しゅうえん)」を目の前にして、各社が活路を見いだそうとしているのが機器とサービスの「融合」だ。新領域を次代の“飯の種”にできるのか。かつて世界を席巻した日本の電機の実力が試されるのだ。薄型テレビの凋落は数字にも表れている。調査会社BCNによると、2011年12月1~24日の薄型テレビの総販売額は前年同月と比べ2割以上も下落、平均単価も5万円を割り込み4万9500円まで落ち込んだ。2011年7月の地上デジタル放送への東北の岩手県、宮城県、福島県を除いた完全移行で国内需要が急減し、トンネルの出口が見えない状態が続いているのだ。2011年7月の地上デジタル放送への移行からちょうど2年経つが現在はどうなったのか・・・(佐々木和夫)