「心の中が空っぽになって埋まることはないです。何としても生きていてほしかった・・・」

　２０１８年６月３０日、２０１２年１１月１０日に肺炎による心不全で亡くなった女優、森光子さん（享年９２）の訃報から一夜明けた２０１２年１１月１５日、特に親交が深かった女優の黒柳徹子（当時７９）が都内で会見し、「心の中が空っぽになって埋まることはないです。何としても生きていてほしかった・・・」と涙ながらに喪失感を吐露した。訃報を聞いたのは女子サッカー日本代表、澤穂希選手（当時３４）と夕食をともにしていた時だった。森さんとは１９６１～１９６４年放送のＮＨＫドラマ「若い季節」で共演して以来の仲である。当時、同局の専属女優からフリーになったばかりの黒柳にマネジャーを紹介したのが森さんだった。以来、１３歳差の２人は「女学生の先輩後輩のような間柄」として、定期的に東京・帝国ホテルの野菜カレーを食べるなど親交を深めたのだ。一番の思い出を聞かれると、１９７１年に黒柳が米国へ演劇留学した際、「小さなお体に似合わない大きな字で『お小遣い困ってませんか？』と書かれた手紙をいただいて。森さんも苦労なさっているから、なんてお優しいのかと・・・」と涙をふいたのである。あれから５年経過したが、現在でも森光子さんはみんなの心の中で生き続けている・・・（井森隆）　

「好きな人が最近できました」

　２０１８年６月２９日、お笑いコンビ・アジアンの隅田美保が２０１２年１１月１７日に放送された読売テレビ「特盛！よしもと　今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演し、「好きな人が最近できました」と告白したのだ。隅田は「彼氏じゃないですけど」と口にしつつも、「２人でごはんとか行ったり・・・」と友達以上恋人未満の進行形ラブを明かしたのである。あれから５年以上経過したが現在は・・・（井森隆）　

女優の森光子・・・

　２０１８年６月２８日、上演２０１７回を数える舞台「放浪記」や人気テレビドラマ「時間ですよ」などで幅広く活躍、文化勲章、国民栄誉賞を受けた女優の森(もり)光子(みつこ)（本名・村上(むらかみ)美津(みつ)）さんが２０１２年１１月１０日午後６時３７分、肺炎による心不全のため、都内の病院で亡くなったのである。９２歳であった。京都市出身。いとこは映画スターの嵐寛寿郎で、京都府立第一高等女学校を中退して１９３５年に１５歳で寛寿郎プロに入り映画に出演した。一時結核で療養し、大阪での喜劇の舞台やラジオ、テレビ出演を経て、１９５８年に、東宝の重役だった劇作家の菊田一夫の目に留まり、東京に舞台女優としての拠点を移したのである。脇役が続いたが、１９６１年に４１歳で初めて主演を務め、作家の林芙美子役が生涯の当たり役となる「放浪記」（菊田一夫脚本・演出）を東京・芸術座で初演。８か月のロングランとなり、芸術祭文部大臣賞などを受けて才能が花開いた。天性の明るい性格と庶民的な感覚で人気女優の座を射止め、テレビドラマ「時間ですよ」（ＴＢＳ系）の出演のほか、ワイドショー「３時のあなた」（フジテレビ系）、ＮＨＫの紅白歌合戦の司会を務め、「日本のお母さん」と呼ばれた。舞台ではほかに「雪まろげ」「おもろい女」などで人気を博し、「座長芝居」の黄金期を築いたのである。２０１０年２月、健康上の理由から５～６月の「放浪記」公演の中止を発表し、舞台から退いて、２０１２年１１月１０日に永眠した。現在は芸能界の歴史に名前が刻まれている・・・（井森隆）　

パレスチナ・・・

　２０１８年６月２７日、イスラエル軍は２０１２年１１月１６日夜から２０１２年１１月１７日未明にかけ、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで空爆作戦を続行した。ハマスによると、ガザにあるハマス政治部門の本部が爆撃を受け、目撃情報によると、建物に大きな被害が出たのである。あれから５年以上経ったが現在は・・・（井森隆）　

松井秀喜外野手・・・

　２０１８年６月２６日、２０１３年から、ア・リーグ西地区に仲間入りするアストロズから新「ＤＨ」の候補としてリストアップされている松井秀喜外野手（当時３８）について、ア軍のＪ・クレインオーナーが初めて言及した。「彼はきっと本拠・ヒューストンでは歓迎されるだろう」と、前向きに獲得を検討していることを明かしたのである。あれから５年以上経ったが現在は・・・（井森隆）　

ミャンマー・・・

　２０１８年６月２５日、米国務・財務両省は２０１２年１１月１６日、２００３年から発動してきたミャンマー産品輸入禁止の制裁措置について大半を解除したと発表したのだ。オバマ大統領が２０１２年１１月１９日に米大統領として初めてミャンマーを訪問する前に、ミャンマー政府による民主化へ向けた改革努力を評価するとともに、一層の民主化進展を促す狙いがあった。これにより、米国がミャンマーに科していた主要な経済制裁は事実上すべて解除されたのである。あれから５年以上経ったが現在のミャンマーは・・・（井森隆）　

「ＳＭＡＰ」

　２０１８年６月２４日、人気グループ「ＳＭＡＰ」の草薙剛さんが２０１２年１１月１７日、主演映画「任侠ヘルパー」（西谷弘監督）初日舞台あいさつに登場。極道者の翼彦一を演じた草薙さんは「（２０１２年から１５年前の）『いいひと。』というドラマで初の主演を演じて以来、いい人というイメージで愛されてきたのですが、今回は“悪い人”なので今までとは違った僕のイメージが作れたのはうれしいです」と手応えを感じている様子だったのである。あれから５年以上経ったが現在は・・・（井森隆）　

カスタム・アプリケーション・・・

　２０１８年６月２３日、２０１２年１１月バラク・オバマ（Ｂａｒａｃｋ Ｏｂａｍａ）米国大統領再選の裏側には、管理ツールや分析ツールなど２００種類以上にも及ぶ各種カスタム・アプリケーションがあった。そうしたＩＴサービスの広範さや複雑さは、巨大企業における運用規模にも匹敵する。その選挙期間限定の“一時的”なＩＴ基盤を提供したのが、業界最大手である米国Ａｍａｚｏｎ．ｃｏｍのクラウド・プラットフォームなのだ。オバマ陣営では同社クラウドで利用できるほぼすべてのサービスを活用し、投票日が近づくにつれてサービスを急速にスケールアップしていったというのだ。このようにして再選にこぎつけたのである。やはり最終は情報戦なのか・・・（井森隆）　

「桜流し」

　２０１８年６月２２日、２０１０年末から活動休止中の歌手・宇多田ヒカル（当時２９）の２年ぶりの新曲「桜流し」が２０１２年１１月１７日、配信をスタートし、ｉＴｕｎｅｓ　Ｓｔｏｒｅシングルランキングで同日、早くも１位を獲得したのである。あれから５年以上経ったが現在は・・・（井森隆）　

「新仕分け」

　２０１８年６月２１日、２０１２年当時、政府の行政刷新会議（議長・野田佳彦首相）は２０１２年１１月１７日午前、受給者が過去最多となっている生活保護を対象に「新仕分け」を実施したのだ。生活費などの現行保護額については、低所得者の生活水準などを考慮しながら「（受給者の）就労意欲をそがない水準にすべきだ」と指摘したのだ。保護額のうち医療費（医療扶助）については後発医薬品（ジェネリック医薬品）の使用を原則義務化するよう提言したのであるが、あれから５年経過した現在、どうなったのだろうか・・・（井森隆）　

日中国交正常化・・・

　２０１８年６月２０日、日中国交正常化４０周年を締めくくるフィナーレ事業として２０１２年１１月２４日に北京・首都体育館で計画されていた「日中スーパーライブ」の中止が確定したことが２０１２年１１月１７日までに分かったのだ。日中関係筋によると、ライブでは当初、アイドルグループ「ＡＫＢ４８」の公演も予定されたが、２０１２年９月に日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化すると日中関係が一気に緊張した。それ以降、計画が進まなくなったというのであるが、あれから５年以上経過したが現在は・・・（井森隆）

モスクワ公演・・・

　２０１８年６月１９日、日本相撲協会が、２０１３年６月にモスクワ公演を実施することが２０１２年１１月１７日、明らかになった。早ければ２０１２年１１月１８日の定例理事会で承認された。ロシアでの公演は、旧ソ連時代の１９６５年夏に大相撲初の海外公演としてモスクワとハバロフスクで開催して以来、４８年ぶりであった。２０１８年現在の大相撲はどうなったのだろうか・・・（井森隆）　

「トラブルを起こすつもりはなく、驚いている」

　２０１８年６月１８日、２０１２年１７日午前６時２０分ごろ、大阪（伊丹）空港の日本航空の保安検査場で、捜査のために中に入った大阪府警の私服捜査員が不審者と勘違いされ、同空港発の日航機の全便が一時出発を見合わせるトラブルがあったのだ。大阪府警や管轄する兵庫県警伊丹署によると、捜査員は府警本部の４０代の男性警部補で、内偵捜査の対象者を追跡中だった。警部補は検査場の担当者に警察手帳を見せたうえで「緊急なので入らせてもらいます」と断って通過したというのだ。その後、警部補が検査場に戻らず、身体検査を受けていなかったため、「警察を名乗ったが、事前に連絡がなく不審だ」として、担当者から連絡を受けた上司が同６時５０分ごろに空港警備派出所に通報。日本航空は安全確認のためにすべての搭乗手続きをいったん取りやめ、搭乗客を検査場の外に退避させたのである。警部補は２０１２年１１月１７日午前７時前に別のゲートから外に出て、大阪府警本部に戻っていたが、不審者騒動を伝えるテレビニュースを見て同派出所に連絡したのである。この事件で大阪府警は「入った場所と同じところから出るという認識がなかった」と説明した。警部補は「トラブルを起こすつもりはなく、驚いている」と話しているというのである。困ったものだ・・・（井森隆）　

山本太郎・・・

　２０１８年６月１７日、２０１２年１１月１７日、新宿のＫ'ｓ ｃｉｎｅｍａで映画『ＥＤＥＮ』初日舞台あいさつが行われ、主演の山本太郎が本作に対する思い入れを熱く語ったのだ。山本は満員の観客席を前に「オファーをいただいたのは、ちょうどこの国の発電方法に物申していた時期でして。僕を主役で使うなんて勇気があるなとビックリしました」とあいさつし、会場からは拍手が沸き起こっていたのだ。あれから５年以上経ったが現在は・・・（井森隆）　

官製談合・・・

　２０１８年６月１６日、２０１２年１１月、陸上自衛隊のヘリコプターを巡る不正納入事件で、官製談合防止法違反容疑で事情聴取されている佐官級幹部の上司も不正に関与した疑いがあることが防衛省関係者らの話で分かった。事件の舞台となった同省技術研究本部（技本）に在籍していた佐官級幹部は、受注した川崎重工側に、上司の役職名を挙げた上で、次期多用途ヘリコプター「ＵＨ－Ｘ」の開発について「企業選定はしっかり仕込めと言われている」という趣旨のメールを送っていたのである。しかし、防衛省だけこのような不正事件がクローズアップされているが、他の省庁でも裏で同じような事が行われていないのだろうか・・・（井森隆）