東京リサーチ日記

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杉原氏・・・

2013-07-20 00:00:00 | 情報・日記
 2013年7月20日、大阪府茨木市内の閑静な住宅街にある杉原氏の自宅前には大勢の報道陣が集まり、2011年12月28日午後5時すぎ、長男でプロゴルファーの敏一さん(47)が対応したのだ。最後に会ったのは前日の夕方。杉原氏は「水を飲ましてくれ」「腰を押してくれ」「そこに座っとけ」などと話したという。朝、悲しみの対面を果たした敏一さんは「最近はずっと痛みを訴えていたので、(表情は)楽になったように見えた。最後は苦しむこともなかったので良かったと思う」と語っている。杉原氏は同じ職業を選んだ息子にあえて厳しく接した。ゴルフでは「どうせあかんのやから思い切っていけ」が口癖である。1991年の1勝以外は、ツアーで目立った成績を残していない敏一さんに「お前はもう時間切れや」と、辛らつな言葉を投げつけたこともあったが、それも愛情の裏返しだ。ここ数年は下部ツアーでプレーする息子の成績を常に気にかけていた。私生活では「人に迷惑をかけるな」と言い続けたのだ。敏一さんは「父というより、ずっと先輩のような存在だった。でも、体が弱ってきてからは短い期間だったけど、お父さんに戻った感じがする」と振り返り、「ずっとお世話になりっ放しで、何もお返しできなかった。今はお疲れさま、そして、ありがとうと言いたい」と、偉大な父へ感謝の言葉を口にしたである。現在は伝説の人となった・・・(佐々木和夫)