東京電力が、社員やＯＢの企業年金の支給額を削減する方針を固めた・・・

　２０１２年５月３１日、東京電力が、社員やＯＢの企業年金の支給額を削減する方針を固めた。人員も数千人規模で削減する。原発事故の賠償問題で政府支援を受けたり、料金を値上げしたりするには、２０１１年５月に公表した合理化策を積み増して、世論の理解を得ることが必要と判断したのである。企業年金は、給付額に影響する利回りを引き下げる方針だ。現在は現役社員が年２．０％、ＯＢが最高で年５．５％。下げ幅は調整中だ。引き下げには社員やＯＢの同意が必要となるが実現できたのだろうか。約３万７千人いる社員（今年３月末時点）も、今後減らす。ただ、当面は賠償支払いの業務に約３千人をあてるため、人員削減には数年かかる見通しだ。１１００人を予定していた来春入社の新卒採用は中止を決めている。今後、希望退職を募ることも検討したが、現在はどうなったのか・・・（佐々木和夫）　

第１子の女児が誕生・・・

　２０１２年５月３０日、お笑いコンビ、ＣＯＷＣＯＷのボケ担当、多田健二（３７）に２０１１年９月１６日、第１子の女児が誕生したのである。２０１０年７月７日に結婚した１２歳年下の妻、邦香さんが２０１１年９月１６日午前８時２１分に岐阜県可児市の病院で出産。体重は３０３４グラムであった。出産に立ち会った多田は「陣痛が始まり、２４時間後にやっと産まれてきてくれました。本当に嫁がよく頑張ってくれました」とコメントした。さらに自身の舞台衣装とコンビの持ちネタにかけ「僕に似ているので、早く伊勢丹柄の子供服を着せてあげたい。あたりまえ体操も一緒にやりたいです」と早くも親バカぶりを発揮したのだ。おめでとうございます・・・（佐々木和夫）　

３５人学級・・・

　２０１２年５月２９日、文部科学省は、今年度から小学１年生に導入した３５人学級について、２０１２年度から小学２年生にも拡大する方針を固めたのだ。少人数学級の実施状況を検証してきたが、学力向上や不登校などの課題に対応する教育効果を得られると判断。教職員定数の見直しを図り、２０１２年度予算案の概算要求に必要となる人件費を計上したが、現在はどうなったのか・・・（佐々木和夫）　

実現できるのか・・・

　２０１２年５月２８日、東日本大震災の復興財源として政府が売却する方針を決めた東京地下鉄（東京メトロ）の株式について、東京都の石原慎太郎知事は２０１１年９月１６日の記者会見で、売却時にはメトロ株を購入し、少なくとも過半数を保有する考えを示したのである。その理由として東京メトロと都営地下鉄との経営統合を目指すためとしているのだ。東京都は現在メトロ株を４６・６％保有しており、石原知事は過半数を得るため少なくとも３・５％を取得する考えを示した。経営統合には定款変更を求められる可能性が高く、その際は保有率を３分の２まで高める必要がある。石原知事は「（３分の２まで買う場合の）試算もしたが、どうするか。これから中長期的に、東京の地下鉄の戦略を練り直す必要がある」と話しているが、実現できるのか・・・（佐々木和夫）　

ギリシャへの追加支援・・・

　２０１２年５月２７日、欧州連合（ＥＵ）のユーロ圏１７カ国の財務相は２０１１年９月１６日、ポーランドのブロツワフで、会合を開き、２０１１年１０月上旬までにギリシャへの追加支援を実施する方針で一致した。ギリシャのデフォルト（債務不履行）懸念が再燃、世界的な金融危機を警戒する声も高まる中、ギリシャ支援と危機拡大阻止に向けた政治的決意を示した形である。だが、実行に必要な加盟各国の議会承認など、なおハードルが残されているが、現在はどうなったのか・・・（佐々木和夫）　

真の政治は低所得者についての救済についても考える事であり・・・

　２０１２年５月２６日、東日本大震災の復興財源を賄う政府の臨時増税案は、家計に直接影響する所得税などの上乗せが中心となった。家計の負担増は、国税の所得税と地方税である個人住民税の引き上げ分を合わせ、夫婦と子ども２人の標準世帯で平均的年収（５００万円）のサラリーマンなら年３６００～６３００円。景気低迷の中で節約に努める多くの世帯にとっては心理的な負担となりそうであるが、低所得者についての救済についても考える必要があろう。真の政治は低所得者についての救済についても考える事であり、真の税制も低所得者についての救済についても考える事が必要である・・・（佐々木和夫）　

日本も国家総力で整備すれば順位も上がるであろう・・・

　２０１２年５月２５日、国連の専門機関である国際電気通信連合（ＩＴＵ）が２０１１年９月１５日に公表した情報通信技術（ＩＣＴ）に関する最新版の報告書では、世界で最もインターネットと通信の技術が進んだ国は韓国となったのだ。ＩＴＵは、高速インターネットや携帯電話の普及率などを基にしたＩＣＴ開発指数で１５２カ国・地域を順位付けし、２位以下は、スウェーデン、アイスランド、デンマーク、フィンランドと北欧諸国が続いた。日本は１３位、米国は１７位で、世界最大のインターネット人口を抱える中国は８０位だったのだ。ＩＴＵによると、世界の携帯電話利用者は過去１年で２０％増加し、計５０億人を超えた。特に発展途上国では、携帯電話からの高速ネット接続が急速に普及しているという。インターネット普及率は先進国が約７０％であるのに対し、発展途上国では２１％にとどまっているのだ。韓国では国家総力でインターネットと通信の技術の整備を行った結果であろう。日本も国家総力で整備すれば順位も上がるであろう・・・（佐々木和夫）　

それにしてもすごい大津波だな・・・

　２０１２年５月２４日、室町時代の明応東海地震（１４９８年）で、静岡県沼津市では津波が約３６メートルまで遡上(そじょう)した可能性があることが、東京大学地震研究所の都司嘉宣准教授らによる調査で明らかになったのである。国の地震調査研究推進本部によると、明応東海地震はマグニチュード８・２～８・４。静岡地方の津波による死者は約２万６０００人と推測されているようだ。都司准教授らは、同地震の津波でヒラメがあがったという伝承が、沼津市戸田地区の平目平に残っていることに着目。現地で測量を行い、海抜３６・４メートルまで津波がさかのぼったと考えられると結論づけたのだ。静岡県の津波対策はこれまで、１８５４年の安政東海地震をもとに行われてきたが、都司准教授は「明応の津波は、安政の３倍程度高い。１０００年に１度の津波でも人命を守るには、明応の津波を考慮して避難所を設定すべきだ」と、見直しを求めているのである。それにしてもすごい大津波だな・・・（佐々木和夫）　

米国での特許出願手続きが提出しやすくなるであろう・・・

　２０１２年５月２３日、オバマ米大統領は２０１１年９月１６日、米国の特許認定の仕組みを大きく変える特許法の包括的改革法案に署名、同法が成立した。同法には誰が最初に発明したかを重視する「先発明主義」から、内容が同じなら先に出願した人に特許を認める「先願主義」への転換を盛り込んでいる。日欧などが採用する国際基準を米国が採用したことは、日本企業にとって特許出願手続きの効率化などにつながり、朗報である。今後は米国での特許出願手続きが提出しやすくなるであろう・・・（佐々木和夫）　

これは政権交代によるものであろう・・・

　２０１２年５月２２日、２０１０年４月にタイの首都バンコクでデモを取材していたロイターの日本人カメラマン村本博之さん（当時４３歳）が銃撃され死亡した事件をめぐり、タイ法務省特別捜査局（ＤＳＩ）は２０１１年９月１６日、銃撃者の特定などに関して、警察に再捜査を求める方針を明らかにした。治安部隊による銃撃だった可能性があるとしているのだ。ＤＳＩは２０１１年２月には、村本さんが治安部隊側から銃撃されたことを示す証拠はないとの見解を示しており、大きく方針転換したことになった。これは政権交代によるものであろう。タイでは２０１１年７月の総選挙を受け、当時の反政府勢力である赤シャツ隊の支持を受けたインラック政権が２０１１年８月に誕生しており、赤シャツ隊とつながりの深い政治指導者が台頭しているからだ。新政権はバンコク警察のトップ交代計画も含め、省庁、主要機関の幹部刷新を行っている事から再捜査になったのであろう。現在はどうなったのか・・・（佐々木和夫）　

東京電力のように電気予報でも出したらどうか・・・

　２０１２年５月２１日、韓国各地で混乱を引き起こした２０１１年９月１５日の大規模停電の余波が広がっている。李明博大統領は電力関係者に対し、「開発途上国水準だ」と激怒。責任者の崔重卿知識経済相の問責辞任を求める声も出始めたのだ。韓国紙によると、午前中には電力不足の兆候があったが、節電を呼び掛けるなどの対応は取られなかったようだ。李大統領は２０１１年９月１６日に韓国電力を訪れ、「国民への奉仕精神が全くない。精神構造が開発途上国的だ。恥ずかしいことと思わねばならない」などと、３０分以上にわたり、机をたたきながら関係者を厳しく叱責したようである。節電を呼び掛けるなどの対応は取られたら、そのような大規模停電は起きなかったであろう。東京電力のように電気予報でも出したらどうか・・・（佐々木和夫）　

原因を調査して再発防止に努めるべきであろう・・・

　２０１２年５月２０日、米西部ネバダ州リノの地方空港で２０１１年９月１６日午後４時半（日本時間２０１１年９月１７日午前８時半）ごろ、第２次大戦中の名機などが参加する航空レースで、飛行していた戦闘機が観客席付近に墜落、操縦士を含む３人が死亡した。主催者によると、病院に搬送されるなどした重軽傷者は５０人以上に上ったのである。米CNNテレビによると、地上で観戦中だった家族連れなどが巻き込まれた。操縦士は７４歳のスタントマンの男性で、観客席への直撃を回避するように墜落したとの目撃証言から、機体に不具合が発生した可能性があるとみて、連邦航空局（ＦＡＡ）などで原因を詳しく調べている。この悲惨な事故を二度と起こさないように原因を調査して再発防止に努めるべきであろう・・・（佐々木和夫）　

リビアは新しい時代に突入した・・・

　２０１２年５月１９日、国連総会は２０１１年９月１６日、リビアの反カダフィ派組織「国民評議会」に、国連での代表権を認める決議案を、賛成１１４、反対１７、棄権１５で採択したのである。総会では、キューバやベネズエラなど反米諸国と、南アフリカ、ケニアなどアフリカ諸国の一部が反対に回ったようだ。この国々はカダフィ政権時代に友好関係を築いた国である。リビアのダバシ次席大使は２０１１年９月１６日の安保理で、「リビア国民にとって歴史的な日となった」と訴えたのである。これでジブリル暫定首相が２０１１年９月２７日の国連総会で演説することが決まったのである。リビアは新しい時代に突入した・・・（佐々木和夫）　

「これでキャンペーンは終わりです。ゆっくり休んで元気な赤ちゃんを産んでください」

　２０１２年５月１８日、第２子を妊娠中の女優・篠原涼子が２０１１年９月１７日、都内で行われた主演映画『アンフェア ｔｈｅ ａｎｓｗｅｒ』の公開初日舞台あいさつに登壇した。ドラマシリーズからこれまで長くタッグを組んできた佐藤嗣麻子監督からの手紙が読まれると、篠原は思わず号泣。「これでキャンペーンは終わりです。ゆっくり休んで元気な赤ちゃんを産んでください」との文面で締めくくられ、篠原は「ちょっとお休みさせていただきますけど、また笑顔でこういう場に立てるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と改めてファンに報告したようだが、現在はどうしているのか・・・（佐々木和夫）　

「高水準のステージだった」

　２０１２年５月１７日、中国メディアは２０１１年９月１７日、人気グループＳＭＡＰの２０１１年９月１６日夜の北京公演について「高水準のステージだった」などと好意的に報じたのである。国営新華社通信はＳＭＡＰを「中国で最も人気のある日本人アーティストの一つ」と紹介。新京報は「中国語の歌のレベルは完全に合格だと言える」と持ち上げたようだ。このコンサートは中国政府主催によるものであろう。報道によると、７万人収容とされるスタジアムは空席も目立ち、最後はダフ屋も登場して、安い席の券が正規価格の５分の１の５０元（約６００円）前後で売られていたというのだが、そのダフ屋について中国公安当局は取締りがないのか・・・（佐々木和夫）