このバス運行会社は存在しているのだろうか・・・

　２０１７年１月３１日、宮城県の東北自動車道で乗客ら３１人が軽傷を負った夜行バスの追突事故で、宮城県警がこのバスの運転手（当時６１）＝千葉県香取市下小堀＝について、自動車運転過失傷害容疑で逮捕状を請求していることが２０１２年８月４日、捜査関係者への取材でわかったのだ。運転手は事故のけがで入院中で、宮城県警は退院し次第、逮捕した。この事故は、２０１２年８月２日午前４時１０分ごろ、宮城県白石市斎川の東北自動車道下り線で、中型トラックに夜行バスが追突した。バスの乗客３５人のうち２８人と運転手、トラックに乗っていた２人の計３１人が軽傷を負ったのである。宮城県警は、道交法違反（過労運転下命）容疑で行ったバス運行会社（千葉県成田市）などへの家宅捜索で、勤務表や出勤簿など約３０点を押収した。同社が運転手に過労状態での運転を強いていた可能性があると見ていたのだ。あれから４年以上経つが、このバス運行会社は存在しているのだろうか・・・（井森隆）　

精度は高まったのか・・・

　２０１７年１月３０日、富士通は２０１２年８月３日、岡山県内の一般家庭を対象に、振り込め詐欺の危険を検知する音声分析技術の実証実験を始めたのだ。岡山県警や中国銀行などと協力し、固定電話に取り付ける検知機器を高齢者１００人以上に配布した。将来の事業化に向けて、検知精度の向上を図ったのである。富士通は振り込め詐欺に対して戦いに挑んでいる。あれから４年以上経ったが、精度は高まったのか・・・（井森隆）　

２０１２年度に至っては４０億円強・・・

　２０１７年１月２９日、元々は釣り糸や魚網を作る射出成型機械を製造していた会社の生み出した寝具が売れている。ヒットの端緒となったのがオリンピックに出場するアスリートたちによる口コミだったのだ。ウィーヴァジャパン取締役社長は、２０１２年夏、テレビのオリンピック中継を連日、食い入るように見つめていたのだ。ロンドンへ向かった代表選手２９３人のうち、同社のマットレスパッド『エアウィーヴ』を愛用する約１５０人のアスリートの活躍が気になってしょうがなかったのだ。この商品は、開発に１年を費やし、２００７年６月、インテリアの大きな展示会に出展し、新聞や雑誌に広告をうった。全国からの問い合わせに対応するためのコールセンターも設置した。発売日当日、電話は殺到すると手ぐすね引いて待っていた事もあった。しかし、転機となったのは２０１０年のバンクーバー五輪である。腰痛に悩む上村愛子を含むモーグル選手団が愛用したことで、一気に口コミが拡散した。選手団９４名のうち７０名が選手村に『エアウィーヴ』を持ち込んだのだ。これで２０１１年度の売上げは１１億円、２０１２年度に至っては４０億円強を見込むほどのヒット商品となったのである。すごい・・・（井森隆）　

４年以上経った現在はどうしているのか・・・

　２０１７年１月２８日、人気子役・小林星蘭（当時７）と谷花音（当時８）の小２ユニット「すたーふらわー」が２０１２年８月４日、東京ドームシティ内のラクーアガーデンステージでデビュー曲「年下の男の子」発売記念イベントを開催。それぞれ目標は「浜崎あゆみさん」（谷）、「いきものがかりさん」（小林）と明かし、今後の目標を「紅白に出たい！ 夜の８時までしか出られないけど出たい。自信はあります！」と意欲をのぞかせたのであるが、４年以上経った現在はどうしているのか・・・（井森隆）　

歌手・桑名正博・・・

　２０１７年１月２７日、２０１２年７月１５日に脳幹出血で倒れ、長期的な闘病を視野に２０１２年８月２日に気管切開手術を受けた歌手・桑名正博（当時５８）の長男でミュージシャンの美勇士（当時３１）が２０１２年８月３日、ボーカルを務めるバンド・トライポリズムのライブを都内で開催し、ＯＲＩＣＯＮ ＳＴＹＬＥの単独インタビューに応じたのだ。意識不明の状態が続く父の看病のため、前日まで病院に寝泊まりを続け、この日は新たな決意を胸に東京入り。「最終的には起き上がってくれると信じてます。すでに奇跡は起きてるんですから」と復活を願ったが、現在は・・・（井森隆）　

「環境問題に関する世論調査」

　２０１７年１月２６日、内閣府が２０１２年８月４日発表した「環境問題に関する世論調査」によると、東日本大震災で発生した災害廃棄物（震災がれき）を被災地以外で受け入れる広域処理について、「進めるべきだ」とする人が８８．３％を占めた。「進めるべきだとは思わない」は８．８％だったのだ。「進めるべきだとは思わない」と思っている人は被災地のがれき処理の問題をどのように解決すべきか聞いてみたいものである。具体的な解決方法を示してほしいものである。あれから４年以上経過したが、この問題は解決できたのだろうか・・・（井森隆）　

「売れないと餌代もかさみ、経営は苦しい」

　２０１７年１月２５日、出荷量が全国トップだった福島県の養殖コイが、福島第一原発事故のあおりで２０１１年は２位に転落し、２０１２年現在、生産者の経営が厳しさを増していたのだ。放射性物質の検査で安全が確認されているものの、消費者の不安が払拭されないためだ。生産者らはより安全性を打ち出そうと、池底の泥を吸い込まない養殖方法に切り替えることを決めたのだ。福島県の出荷量は２００４年から７年連続で日本一だった。１１年には前年比３５％減の７０５トンに落ち込み、茨城県に抜かれた。最も養殖が盛んな郡山市で、約７０万匹を養殖する最大手の「熊田水産」は前年比で４割減。熊田純幸(すみゆき)社長（６９）は、「売れないと餌代もかさみ、経営は苦しい」と話したが、あれから４年以上経つが現在は・・・（井森隆）　

もし勝利していたら・・・

　２０１７年１月２４日、２０１２年８月３日、日本に敗れたブラジルのバルセロス監督は「われわれはたくさんの好機をつくったが、得点できなかった。相手は守備的に戦って２点取った。悲劇だ」と語ったのだ。さらに「日本がきょうのような（守備的な）プレーを続けるなら、優勝候補と呼ばれるにはふさわしくない」と辛らつだったのだが、負けたチームの監督だからこそ言えたのだろう。もし勝利していたら、どのような事をブラジルのバルセロス監督は述べたのだろうか・・・（井森隆）　

元コーチに懲役１００年でも言い渡されてもおかしくはないと思うが・・・

　２０１７年１月２３日、ロンドン五輪柔道女子７８キロ級で、米国に柔道初の金メダルをもたらしたカイラ・ハリソン選手（２２）が、２０１２年８月２日の優勝会見で「前のコーチに性的虐待を受けていた」ことを告白した。辛い過去を乗り越えての、栄冠獲得だったのだ。世界が注目する中、衝撃の告白だった。ハリソン選手は優勝会見で「過去の最悪の瞬間」について聞かれ、しばらく沈黙後、口を開いたのだ。これが事実であり、刑事事件になった。結局、元コーチは２００７年に懲役１０年を言い渡され、米柔道界からも追放処分になった。この事件は場合によっては元コーチに懲役１００年でも言い渡されてもおかしくはないと思うが・・・（井森隆）　

他の携帯電話会社に切り替えた方が賢明であろう・・・

　２０１７年１月２２日、最大手の携帯電話会社は２０１２年８月３日、２０１２年８月２日午後に発生した携帯電話の通信障害により、最大で約１４５万人に影響が出たと発表したのだ。障害は２０１２年８月２日午後６時１５分から午後７時４２分にかけて発生。関東甲信越、東海、関西地方の契約者の通話やメール、サイト閲覧などが利用しにくい状態となった。契約者情報を管理する「サービス制御装置」の故障が原因とみているのだ。このようなトラブルの多い会社は他社にはないようだ。最大手の携帯電話会社から他の携帯電話会社に切り替えた方が賢明であろう・・・（井森隆）　

裏でこんな事が起きていたとは・・・

　２０１７年１月２１日、米国Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔは、Ｗｉｎｄｏｗｓ ８やＷｉｎｄｏｗｓ ＲＴの新たなユーザー・インターフェースとして１年近くにわたってアピールしてきた「Ｍｅｔｒｏ」という名称を排除することが明らかになったのだ。２０１２年８月２日に米国メディアのＴｈｅ Ｖｅｒｇｅが報じたところによると、この方針の変更については、「欧州の重要なパートナーとの協議」の結果、Ｍｅｔｒｏブランドの「使用を中止」せざるを得なくなった、とした社員向けのメモが存在するというのだ。そのメモによると、Ｍｅｔｒｏの代わりとなる名称については金曜日か土曜日（米国時間）に紹介するので、それまではマイクロソフト社員は「Ｗｉｎｄｏｗｓ ８ Ｓｔｙｌｅ ＵＩ」というフレーズを使うように指示が出ていたという。また同様の趣旨の書状をサード・パーティーの開発者にも送っているのだ。「これは、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔにとって大きな取引というわけではないが、彼らが成し遂げようとすることに対して全く必要のない無駄なことだ」と米国の調査会社Ｍｏｏｒ Ｉｎｓｉｇｈｔｓ ＆ Ｓｔｒａｔｅｇｙのアナリストパトリック・ムーアヘッド氏は指摘した。また「私がプロダクト・マネージャーの見習いをしていたときに最初に学んだルールが、他社の商標を侵害していない製品名をつける、ということだった」とお粗末さを指摘している。裏でこんな事が起きていたとは・・・（井森隆）　

極右グループのメンバーである事を知っていたのか・・・

　２０１７年１月２０日、ドイツの五輪委員会は２０１２年８月３日、ロンドン五輪の敗者復活戦で敗退したボート女子エイト代表、ナディア・ドゥリガラ選手が選手村を離れると発表した。この発表前には、ドゥリガラ選手のボーイフレンドが極右グループのメンバーであることが報道されていた事から選手村を離れたのである。ドイツは、ネオナチには厳しい事で有名である。選手はボーイフレンドが極右グループのメンバーである事を知っていたのか・・・（井森隆）

エボラウイルス・・・

　２０１７年１月１９日、ウガンダでエボラウイルスへの感染が疑われ、病院で治療を受けていた５人の囚人のうちの１人が２０１２年８月３日夜、エボラ出血熱が発生している病院から脱走した。ウガンダの衛生当局が明らかにしたのだ。保健省の理事を務める医師は「（脱走した囚人の）検査結果が陽性の場合は、深刻な事態となる。そこで残りの囚人４人が逃げないようにベッドに手錠でつなぐことにした」と語ったのだ。囚人たちには嘔吐（おうと）、下痢、発熱といったエボラ出血熱の症状が見られるようであった。今回エボラウイルスが最初に発生したのはウガンダ西部のキバレで、同地域ではすでに５３件の感染が確認されている。これまでに１６人が死亡し、さらに感染が疑われる３１２人の患者が検査のため隔離されているのだ。他国へのエボラウイルスの拡散が懸念されるが、専門家は２０１２年現在の大発生が他国に広がる恐れはないと見ているのだ。これは怖いことだ・・・（井森隆）　

「自分はいじられキャラなのだが、いじられるのは嫌だ。すごく傷ついている」

　２０１７年１月１８日、２０１２年７月２７日に放送されたラジオ番組『木村拓哉のＷｈａｔ’ｓ ｕｐ ＳＭＡＰ』（ＴＯＫＹＯ ＦＭ）。番組内紹介されたメールの内容は、「自分はいじられキャラなのだが、いじられるのは嫌だ。すごく傷ついている」という深刻なものだった。これに対し、木村は真剣な口調でこう語り始めたのだ。「言葉を書いてみてもわかるけど、“いじり”と“いじめ”って一文字違いだし、紙一重だったりするんじゃないかな。相手が傷ついてたら、それはもういじめに片足をつっこんでるようなもんだよ。相手を傷つけているなら・・・」アイドルとして世に出始めたころ、木村は地元の高校に進学した。しかし、人気が出るにつれ、それを面白く思わない地元の不良たちにボコボコに殴られる日々が待っていた。帰るときには服装が泥で汚れ、ボタンが取れ、ポケットが破れている・・・。そんなつらく悲しい過去があったと、報じられた。このとき木村は、両親の助言もあって、転校して環境を変えたのだったのだ。木村は、これまで自らの“いじめ”体験について語ったことはなかったが、連日、報道される“いじめ”問題に胸を痛めていたに違いない。だからこそ、ラジオで木村は中途半端に話を切り上げることなく、この問題について深く掘り下げていったのだろう。そして木村は、いじめを止められない教育現場の問題点も指摘したのだ。「いまはいろいろ教育方針も制定されて、ぼくらが学生のときに当たり前に存在していた、悪いことしでかしたときの、教師の握りこぶしや平手打ちが、いまは存在しない。それによっていいこともあったのかもしれないけど、何かが失われた感じがするんだ」これは自身の体験を持つ木村だからこそ、その言葉の持つ意味は大きいのだ。現在は、モンスターペアレント問題にみるように、親に委縮して生徒を厳しく叱れない教師が増えています。体罰がいいとはいえないまでも、教師と生徒の関係の薄さがいじめの発覚を遅らせ、事態の悪化を招いているのだ。これでよいのか・・・（井森隆）　

女優の津島恵子・・・

　２０１７年１月１７日、「七人の侍」「ひめゆりの塔」などの映画で知られる女優の津島恵子（つしま・けいこ、本名・森直子＝もり・なおこ）さんが２０１２年８月１日、胃がんのため死去したのである。８６歳であった。長崎県出身。葬儀・告別式は近親者で済ませたのである。喪主は夫、森伊千雄（もり・いちお）氏であった。現在は芸能界の歴史に名が残されている・・・（井森隆）