東京リサーチ日記

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さて、現在の勢力図はどうなったのか・・・

2012-08-21 00:00:00 | 情報・日記
 2012年8月21日、東京・銀座の玄関口である有楽町で、JR駅前のマリオンにファッションビルのルミネと阪急メンズ館が相次いで開業する。ルミネは撤退した西武有楽町店の後継テナントで、20代の若い女性から高い支持を受けている。メンズ館は、有楽町阪急を全面改装し、男性特化で再出発を図る。いずれも“脱・百貨”がキーワードだ。区が違うため、銀座から阻害されてきた有楽町の新勢力が、銀座に軒を連ねる老舗・百貨店にリベンジを挑んでいるのが現状である。ルミネは、JR東日本グループの駅ビル型商業施設の運営会社。優良テナントの誘致や改装で駅ビルの暗いイメージを一新し、大手百貨店と肩を並べるまでに急成長を遂げた。また、ルミネが入居するマリオンの東側は朝日新聞社が大家さん、有楽町阪急が入居するマリオン西側は阪急系列の東宝が大家さんであるが、有楽町阪急は、東宝で同系列のため問題は少ないが、ルミネが朝日新聞社に支払う家賃は年数十億円ともいわれる高額であり、収益的にはルミネも苦戦必至になるのかもしれない。さて、現在の勢力図はどうなったのか・・・(佐々木和夫)