第二話 彼と彼女の事情 2006年03月18日 | LAWSON CALLING ---数年前僕はとあるコンビニエンスストアの深夜バイトをしていた。 住宅街にあるコンビニだからそれほど客は多くない。 毎日同じ客が同じものを買ってく、そんなコンビニだった。 深夜1時から朝9時までの間、店員は僕一人だけだった。 断っておくが僕は反社会的な思想を持っていた。--- 夜のコンビニには色々なお客が来る。 人にはそれぞれ事情がある。 その日も僕はいつもと同じように、シーンと静まりかえっ . . . 本文を読む