ブレスコントロール

「ジャズ千一夜」の第21夜のYouTubeがアップされました。

19夜

20夜に続いての３曲目のアップです。

 

先日の神戸六甲のライブハウス「ルゴッチ」での演奏から

「タクシードライバーのテーマ」です。

ベース　上山崎初美さん、ピアノ高岡正人さんです。

曲の演奏の後、ハーモニカのお話が10分間くらいあります。

オクターブ奏法や立体複合ビブラートの事、

そしてハーモニカで曲を演奏する時に

いかに吸音が多いかと言うお話など、そして

カルメンマキさんの「時には母のないこのように」での

ビブラートやベンド奏法のお話もあります。

楽しいですよ！

 

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その話の延長になりますが、

ハーモニカで曲を吹いていると

吸音が多くて息が続かない！と言う方を多く見かけます。

 

そう言った問題を解決するときに大事になるのが

フレーズの中で１音でも吹音があれば

その瞬間に鼻から溜まっている息を出すと言う

ブレスコントロールです。

 

私の「基本奏法マスターの教則本」に詳しく説明しています。

 

 

 

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今朝の曲は秋シリーズで「ちいさい秋みつけた」です。

この曲はキーがＥｍで

シーシラソラーシーシラソラーシーシラソラシシシ～～～と言う

フレーズで始まる曲です。

18個の音符の内15個が吸音です。

普通に演奏していたら

肺に空気がたくさん溜まって苦しくてたまりません。

そこで3つある吹音のソの瞬間に演奏しながら

鼻から溜まっている空気を抜くのです。

これが究極のブレスコントロールです。

そんなテクニックを使っての演奏をお聴きください。

今朝の曲は「ちいさい秋みつけた」です。

 

ちいさい秋みつけた（Chromatic harmonica：Tokunaga Sound）