私鉄バス運転手の倍の給料貰いヒマ持て余す都バス運転手いる

2012-07-27 17:12:16 | 政治

自民党が与党の時に公務員改革をできなかったんだ 自民党も公務員とズブズブなんだろ

橋下徹・大阪市長が就任早々、市営バス運転手の給与(平均739万円)を4割カットすると宣言して大騒動に発展したが、4割カットしてもまだ民間のバス運転手の給与(近鉄・447万円、南海・441万円)よりも高水準だったことに驚きが広がった。官民の給与格差を調べてみると守衛、用務員、幼稚園教諭などでは差が大きく、2倍以上の格差のある職種もある。
 
 バス運転手に関しては、民間企業も平均435万5600円もらっており、他と比較すれば官民格差が少ないように見えるが、実態は異なるという。
 
 都内の私鉄バスの運転手がいう。
 
「都営のバス運転手と話をする機会もありますが、路線バスが彼らにとって一番のハードワークで、なかには都立高校の林間学校などの運転手をたまに務めるだけで、我々の倍の給料を稼いでいる運転手もいるんです。彼らは普段、バスのエンジン周りやタイヤの点検をしているだけでヒマをもてあましていると聞きます。民間ではたとえ連日のように深夜バスの運転をこなしたって彼らのようには稼げません。あまりにも不平等でしょう」
 
 民主党政権は格差是正といいながら、これらの不平等に手を付けるつもりはさらさらない。彼ら厚遇公務員の背後には、連合傘下の公務員労組「自治労(全日本自治団体労働組合)」がいるからである。
 
※週刊ポスト2012年7月20・27日号


廃熱「宅配」でCO2削減

2012-07-27 08:53:40 | 自然エネルギー

熱をコンテナで運ぶってスゴイ

奥羽クリーンテクノロジーでは、固体から液体に変わる時に蓄える熱が大きい性質を持つ甘味料、エリスリトールを使用。ボイラーから廃蒸気を送り込んだ熱交換器で油を約150度に温め、コンテナに通して蓄熱材を118度に加熱する。暖房などとしての利用に適している。

青森県八戸・廃棄物処理 奥羽クリーンテクノロジー 

◇廃熱「宅配」でCO2削減

 廃棄物を焼却した際に出る廃熱を特殊なコンテナで運び、離れた施設で暖房などに使う「トランスヒートコンテナ」というシステムを、青森県八戸市の廃棄物処理会社「奥羽クリーンテクノロジー」が08年、国内で初めて導入した。名付けて「熱の宅配便」。使い道がなく、空気中に放出するしかなかった廃熱を有効利用し、温室効果ガス削減を担う新しいシステムとして期待される。笹垣岳史社長(33)に話を聞いた。【酒造唯】

 −−導入した経緯を教えてください。

 この会社は、青森・岩手県境に不法投棄された大量の廃棄物を適正に処理するため05年に設立し、08年から処理工場を稼働させています。焼却で出る850度以上の高温廃熱でタービンを回し、自家発電もしていますが、タービンを回した後の200度以下の低温廃熱は、通常ならそのまま空気中に放出して捨てるしかありません。しかし、「新しい熱のリサイクルで地域貢献に取り組みたい」という思いがあり、青森県のエコタウン事業や国の構造改革特区、補助金などを活用し、工場稼働と同時に運用を始めました。

 −−どんな施設に熱を送っていますか

http://mainichi.jp/feature/news/20120724ddlk03040137000c.html