ネット中傷無関係女性被害 大津いじめ自殺

2012-07-23 18:38:44 | 報道

年齢が65歳で中学生の子供!! 同級生の母親と間違われるって 名前が同じだったから?

大津市の中二男子生徒が飛び降り自殺した事件で、いじめたとされる同級生の母親と間違われた大津市の女性(65)が、インターネットで中傷され、脅迫状も受けたことが分かった。女性は本紙の取材に応じ、「相手の顔は見えず声も聞こえないだけに、よけいに恐怖を感じる」と語った。
 

 ネットの書き込みを知ったのは今月八日。「大変なことになっている」との親族の電話でパソコンを開くと、自分のフルネームと会長を務める女性団体の名称がネットの掲示板にあふれていた。「人殺し」「クズ人間」などの言葉も並ぶ。「足腰が震えて立っていられなかった」
 

 女性に中学生の子どもはいないし、事件の中学校とは別学区に住む。いじめたとされる同級生と同姓というだけ。翌朝には、この女性団体を担当する市役所の部署にも抗議電話が殺到。市役所や自宅などに「人殺しの母親」「顔に濃硫酸をぶっかける」と手紙やはがきが届いた。
 

 警察へ行き「ネットから誤った情報や書き込みを消してほしい」と訴えるが、削除は自分でやるしかないと説明された。「どうしたら消せるのか、それしか頭になかった」。総務省の相談センターへ電話したり、大津地方法務局人権擁護課に出向いた。「削除すると、再びネット上で反応する場合もある」との法務局の助言で様子を見ることにした。
 

 「電話が少なくなり、いったんは大丈夫と思っても、新たな手紙が来ると再び恐怖が襲ってくる」。今も夜の外出を控え、「一人で家にいると怖くて、ドアに突っかい棒をしている」とおびえた表情で話す。
 

 女性は二十日にあった女性団体の会合で体験を語り、「ネット情報の危うさを子どもにしっかり教えたい。いいかげんな書き込みは大変な被害を巻き起こすことを理解してほしい」と呼び掛けた。
 

 脅迫の電話を録音し、手紙やはがきも一緒に大津署に被害届を提出。脅迫容疑などで捜査している。
 

 神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)は「手続きを取って調べれば、誰が書いたのかは必ず分かる。ネット世界に匿名性はあり得ないことを皆が自覚し、書き込みに責任を問えるような法整備などの対策が必要だ」と指摘している。


冨永愛もいじめられっ子だった…「勇気もって誰かに話して」

2012-07-23 16:25:24 | 芸能

モデルの冨永愛(29)が23日、東京・六本木ヒルズで行われた「円谷プロ×WOWOW ウルトラ三大プロジェクト」発表会見にウルトラヒーローたちとともに出席した。

 プロジェクトでは「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のハイビジョンリマスター版の放送と、「ウルトラQ」新シリーズの製作が決定。ウルトラヒーローたちに囲まれ「テンション上がりますね」と満面の笑みを見せた冨永。この日は黒髪の毛先をピンクに染め、きらびやかなグラデーションのワンピース姿で登場。ヒーローたちに引けを取らない存在感を示し、「きょうはウルトラマン・アイっていうキャラクターになろうかと。元々宇宙人っぽいんです」とド派手な衣装にご満悦だった。

 好きな怪獣はバルタン星人で「強烈なインパクトの中に哀愁漂うものがあった」と惚れた理由を説明。ウルトラマンに出演するなら「どちらかというと倒されたいな」と“悪役”願望を告白。7歳の長男と家でウルトラマンごっこをする時も悪役になっていると明かした。

 社会問題となっているいじめに言及し、「おかしいし、寂しいなって思います」。「中学生の時にいじめられたんですけど、いじめっていうのは、なくそうと思ってもなくせない」と提言。自身は母親に相談していたこと振り返り、いじめられている子どもには「勇気をもって誰かに話すこと」と助言した。


大間原発建設再開「止める権限ない」自民党野田派岡田副総理

2012-07-23 08:29:49 | 政治

岡田克也副総理は22日、函館市内で開かれた政府主催の対話集会終了後に記者会見し、青森県大間町の大間原子力発電所(事業者・電源開発)の建設再開について、「政府に電源開発の建設再開を止める法的権限はない。電源開発に周りの理解を得られるための努力をしていただくことだ」と述べた。
 
 大間原発は昨年3月の東日本大震災後、工事進捗しんちょく率約38%のまま建設を中断している。


山口知事選、山本氏やや先行

2012-07-23 07:23:21 | 選挙

がんばれ飯田哲也さん

 29日投開票の山口県知事選について、朝日新聞社は21~22日に有権者に電話調査し、取材による情報と合わせて情勢を探った。自民、公明が推薦する新顔で元国土交通審議官の山本繁太郎氏がやや先行。同じく新顔で「脱原発」を訴える環境NPO代表の飯田哲也氏が激しく追っている。
 
 有権者の半数、無党派層の6割が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を分析すると、山本氏は自民支持層の8割を固め、公明支持層にも支持を拡大。飯田氏は、民主支持層、無党派層のそれぞれ4割に浸透している。

 元民主党衆院議員の高邑勉氏は民主支持層にも浸透し切れていない。元県課長の三輪茂之氏は厳しい。

■オスプレイ搬入、7割「反対」

 一方、同時に実施した世論調査では、23日に予定される米新型輸送機オスプレイの米軍岩国基地(山口県岩国市)への搬入に「反対」は69%で、「賛成」の12%を大きく上回った。女性の「反対」は79%で、「賛成」はわずか5%。男性の「反対」は57%で、「賛成」は21%だった。
 
 また、中国電力が計画している上関(かみのせき)原発(同県上関町)の建設についても、「反対」が71%で、「賛成」の11%を引き離した。女性の「反対」は74%、「賛成」は8%。男性の「反対」は67%、「賛成」は15%だった。
 
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 《調査方法》 21、22の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、山口県内の有権者を対象に調査した。世帯用の電話と判明した番号は1411件、有効回答は999人。回答率71%。