宮部みゆきさんの
杉村三郎シリーズ第4弾「希望荘」です。
私、このシリーズ大好きで、全シリーズ読んだつもり
だったのですが、何故か、この「希望荘」だけ読んでなかった。
正確に言うと、全4話のうち、2話は読んでいたのですが
その後は、読んでいない。
10年近く前の話ですから、すっかり読んだつもりになっていたのでしょう。
我ながら、情け無い^_^
「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身(ドッペルゲンガー)」
の4作から成るシリーズ。
大財閥の令嬢との結婚 離婚。
その後、色々あって私立探偵デビューをすることになった
杉村三郎。
彼のもとに舞い込む依頼も興味深い。
例えば「聖域」では、「幽霊を見た」など。
そうした依頼から、物語は、想像の域を超えた展開を見せていく。
まさに、宮部ワールド。
それと、脇役陣が、またユニーク。
杉村が行きつけの喫茶店のマスター
家主のおばちゃん などなど。
映像化したら、どんな役者さんがキャスティングされるのか
と思って調べてみたら、
主人公は、小泉孝太郎さん なるほど
マスターは、本田博太郎さん 私のイメージでは、もっと若い感じ。
残念ながら、おばちゃんたちが登場する前の映像化だったよう。
個性溢れる脇役陣が活躍するシリーズも、是非、見てみたいものです。
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