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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

吉例 「顔見世大歌舞伎 中村獅童 義経千本桜」

2020-11-18 09:27:24 | 日記
歌舞伎座で上演中の
「義経千本桜 川連法眼館」です。
「かわつらほうげんのやかた」と読みます。
通称「四の切」と呼ばれる場面。
佐藤忠信実は源九郎狐を中村獅童が演じます。

歌舞伎初心者の私、「義経千本桜」観たことがない。
コロナ禍以降、四部制で、各々1時間ちょっとで終わる演目をかけている歌舞伎座。
丁度良いチャンスと、観に行く事にした次第です。

「川連法眼館」の場。
静御前につき従ってきた忠信が、実は狐だったと分かる場面。
では、なぜついてきたのか。
持っている鼓の革が、狐の親だったから、慕ってつき従ってきた。
それを聞いた義経
「動物でさえ、親を愛し従うのに、なぜ私は、兄から疎まれるのか」
と、己の境遇を嘆くというもの。

静御前を莟玉 義経を染五郎が演じ、さらに中車の子•團子も出演するという
若手中心のメンバー。
獅童が、歌舞伎座で古典で主役を務めるのは初めて。
やはり、歌舞伎の世界は年功序列 家柄に厳しいですね。

自分が狐だと正体を告白した忠信。
歌舞伎座の舞台を所狭しと動き回る。
エネルギッシュな動きは、見応えありました。


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