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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

シアタークリエ「春風亭小朝のクリエで落語」

2017-06-19 10:48:12 | 日記
もう10年近く前になりますか、小朝師が中心となった「六人の会」が主催した「大銀座落語祭」という一大イベントがありました。銀座周辺の色々な劇場で、多くの落語会が催される。どの会に行こうか、随分悩んだものでした。
その地で、久々に行われた「クリエで落語」シアタークリエでは、初めての落語会ということです。開口一番が、木久蔵師。父の名を継いで、もう10年が経つそうです。演目は「幇間腹」続いて小朝師「持参金」「猫の皿」の2席。「猫の皿」ではボケ倒す茶屋の親父が笑える。で、高座復帰叶った歌丸師。「つる」の1席。思ったより、声にも張りがありました。まだまだ楽しませてくれそうです。
休憩後は、活動弁士の坂本頼光という人が登場。片岡千恵蔵主演の「国士無双」という無声映画を紹介します。監督は、伊丹万作。15分の小品ですが、結構笑えました。で、トリは小朝師。「柳田格之進」割と淡々と進んだ印象ですが、ラスト近く、番頭徳兵衛が、柳田に再会した事を主人源兵衛に伝えると、源兵衛は、なぜ自分が浪人の柳田格之進と付き合ったか、その真意を番頭に話します。2人は遠縁にあたるという設定なので、このシーンが余計に心に沁みました。
この「クリエで落語」プログラム見ると第1回となっていますので、まだ続きそう。次回が楽しみです。



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