プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

長岡弘樹「幕間のモノローグ」

2024-06-19 09:58:47 | 日記
長岡弘樹さんの
「幕間のモノローグ」です。
この方、「教場」が有名ですが
残念ながら、私、読んでない。
漫画では読んだのですが•••
ドラマも見てない。
な訳で、初読みです。

南雲草介というベテラン俳優が主人公の短編集。
南雲は、有名な俳優であり、アクターズ•スクールの
講師もしているという設定。
撮影現場で起きた事象の真実
事件の真相に、
南雲が独特の洞察力で迫る
という作品。
全八章です。

「黒い代役」
轢き逃げをしてしまった折崎伸也。
彼が演じる小野田圭という男は
やはり、轢き逃げをしてしまった
という設定。
NGを繰り返す折崎。
異変を察した共演者の南雲が取った行動は•••

「白紙の応援歌」
二宮は、若手俳優。
マネージャーの水沢と一緒に住んでいる。
水沢が勧める警察学校の学生役。
二宮は、気乗りがしない。
そんな時、水沢が交通事故に遭う。
脳にダメージを受けた水沢に、敏腕マネージャーだった頃の
面影はない。
南雲は、二宮に会う。
水沢が、なぜ事故に遭ったのか。
二宮は、その真相を知る。

読みやすく、楽しめる作品でした。



コメントを投稿