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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

鈴本演芸場「柳家喬太郎トリ席」

2023-07-10 10:43:42 | 日記
今にも雨が降り出しそうだった昨日
私、夕方から「鈴本演芸場」へ行ってきました。
柳家喬太郎トリ席。
今回は
「19時40分の残酷」
と題し、
「おも(重)くら(暗)い喬太郎」
というサブタイトル
で10日間ネタ出し。

6月下席は、一之輔がネタ出し
今席は、喬太郎
下席では、三三。
人気真打の競演。

しかし、分からないのは、喬太郎だけが休日前売りで幕見席無し。
昨日は満員でしたが、それだけ観客動員数に差があるのでしょうか。

では、演目と演者。
鈴ヶ森 小平太
記憶喪失 きく麿
漫才 ニックス
蝦蟇の油 市馬
船徳 菊之氶
中入り
浮世節 橘之助
高砂屋 扇橋
紙切り 二楽
サソリのうた 喬太郎
(千葉雅子作)

今月の演芸誌「かわら版」でインタビューを受け
「きく麿たちが来ている」と言っていた喬太郎師。
その通り、自作の「記憶喪失」
記憶喪失になった男が、実は、きく麿当人だったという落語。
バカバカしくて、よかった。
市馬師らが、きちんとした古典演じて、
1日で2度にわたり、同時に真打昇進した
小燕枝に間違えられたとボヤく扇橋師
(理由は、小燕枝と名前が入っているバッグ持っているから^_^)

トリ登場。
劇作家の千葉雅子作の「サソリのうた」
「女囚サソリ」のオマージュなのでしょうが
本家を知らないのが残念。
シスター•ヘレンが、同僚だったシスター•マリアを救うために
女性刑務所に入る話。
ラストは、演劇ぽかった。
喬太郎師好みの作品だと思います。