プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

春風亭一之輔「真一文字の会」

2023-07-06 10:12:48 | 日記
昨夜は、国立演芸場で「春風亭一之輔独演会 真一文字の会」楽しみました。
あっという間 まさに秒殺のチケットですが
今回は、たまたまゲットできました。
師のツイッターかな 見ていたら、チケット獲れなかった人の
恨み節があった。
そしたら、師匠
「そういう方は、来なくて結構です」
みたいな返答していた。
さすが!

では、演目と演者
黄金の大黒 いっ休
あとの祭り 一之輔
臆病源兵衛 一之輔
中入り
佃祭    一之輔

「あとの祭り」
20年後、「笑点」をあっという間に下された一之輔は
それから不遇の日々を送り、ある日、急死してしまう。
弟子たちが葬儀の段取りをつけることになったが、
すでに上3人の弟子は廃業。
残った貫いちが、かつての兄弟子に連絡をとり
無事、葬儀は終わるが、甦った一之輔が、段取りの悪さに
叱言を言いに現れ•••

なぜ、3人の弟子は廃業したのか?
「訃報」を「腐報」と間違えた弟子たち
など、大爆笑の1席でした。

「臆病源兵衛」
40年以上前かな。
先代馬生師匠で聞いて、大好きになった落語。
それから長く聴かなかったが、最近、演る人が
現れたのは良いこと。
「江戸の闇」
怖かったろうな。

「佃祭」
先日の鈴本でも聴きました。
こちらは、馬生師匠の弟 亡き志ん朝師匠の名演が
耳に残っています。
終い舟に乗ったはずの次郎兵衛さんが
以前、命を助けた女性に引き止められて
乗り損ない、結果、命が助かった。
それを聞いた次郎兵衛の女房が
「あの人は、そういう人です」
と、怒るのが、矢来町の演出。
これ、一之輔さんにも、演ってほしい。