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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

オール巨人「漫才論」

2022-08-03 09:10:30 | 日記
オール巨人さんの「漫才論」です。

なんばグランド花月でトリを務める権利のある
数少ない現役漫才師のオール巨人。
その方の書かれた「漫才論」
興味深い一冊でした。

なにより、劇場を大切にして、毎日のように舞台に上がっている巨人さん。
そのほとんどがトリだけに、かかるプレッシャーも並大抵ではないでしょう。
それゆえ、老若男女 誰にでも分かる漫才を心がけていると言います。

また、全編に表れる 先輩漫才師へのリスペクトも
巨人さんの漫才愛が溢れています。
いとしこいし師匠 やすしきよし師匠•••
私は、世代的にやすきよ派でしたので
亡きやすし師匠を偲びながら読みました。

巨人さんと言えば、やはり「M-1」
「M-1王者に必要なものとは」という一項は
とても面白かった。

もう一つ 阪神巨人の同期というのが
さんま 紳助。
この3組が、吉本を引っ張っていった時代があったわけですが
彼らへの思いも、また、興味深かった。

そして、ラストには相方•阪神さんとの対談。
二人の仲の良さが伝わってくる内容。
まだまだ、二人の漫才 楽しませてくれそう。

「東京グランド花月」などで観られる日を楽しみにしています。