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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

志の輔らくご in 下北沢「牡丹灯籠」

2022-08-12 08:48:32 | 日記
昨日は、毎年恒例の本多劇場での
「牡丹灯籠」に行ってきました。
2006年から志の輔師匠が手掛けているライフワーク。
今年もまた、一段と暑い時期に、劇場に足を運ぶことになりました。

前半は、明治17年に人形町末広で
作者の圓朝師が、15日間 2時間ずつにわたって話した内容。
その大筋を志の輔師匠が、約1時間で説明します。
登場人物の相関図が、師匠より大きなボールに書かれているのですが
去年までは、「ガッテンスタッフが作ってくれました」と説明していたのが
今年は無し。
番組終了の寂しさが感じられます。

後半は落語。
萩原新三郎とお露の出会いから。
絶世の美男美女の出会いは、思わぬ悲劇を生む。
幽霊となったお露。
新三郎を自分のものにしようとして、
隣家に住む伴蔵•お峰夫婦に頼む。
百両の金を要求されるが、父親の旗本飯島平左衛門の家から盗む。
無事、任務を終了した伴蔵夫妻。
江戸を離れて、商売を始める。
そして、因縁が渦巻く話に•••
1時間36分の高座。
師匠の口演に圧倒されました。