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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

唐十郎&宮沢りえ 「泥人魚」

2021-12-22 09:10:21 | 日記
シアターコクーンで上演中の「泥人魚」です。
唐十郎さんの作品。
宮沢りえ 磯村勇斗 岡田義徳 風間杜夫 愛希れいからの出演です。

長崎•諫早湾の「ギロチン堤防」が物語の核になっていますが
お恥ずかしい話、私は、この出来事について、全く知りませんでした。

普段は、まだらボケの老人だが、陽が落ちると、ダンディな紳士になる静雄(風間)
ブリキ店の主人であり、詩人でもある。
その元門下生が、しらない二郎(岡田)
ブリキ製の店員が、螢一(磯村)
2人は、もともと諫早湾で働いていたが、干拓事業が進み、
漁師たちが土建屋に変わっていくなか、
嫌になった螢一は、ブリキ店で働くことになった。

しらない二郎は、実はさぐり屋で、依頼主は月城小夜子(愛希)という女性。
もう一人、漁師に海で助けられたというやすみという女性(宮沢)
「ヒトか魚か分からぬコ」
彼らが織りなす物語は•••

唐さんの戯曲 難解です。
とてもとても1度観ただけでは、理解できない^_^
そんななか、不可思議なやすみを演じた宮沢りえ
男装の麗人•小夜子を演じた愛希れいか
2人の存在感が突出していました。