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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

美しき4姉妹を描いた「男嫌い」

2018-06-18 10:22:59 | 日記
越路吹雪 淡路恵子 岸田今日子 横山道代(現•通乃)が4姉妹を演じた「男嫌い」観てきました。渋谷シネマヴェーラでの上映です。1964年の作品。「4姉妹」といっても 谷崎潤一郎の「細雪」とは、大分趣きが違います。尤も、私、「細雪」よく知らないんですが^_^ こちら「男嫌い」の4姉妹は、下に修という弟がいます。演じるのは、坂本九。
4姉妹 越路吹雪が綾子 淡路恵子が郁子 岸田今日子が歌子 横山道代が悦子 末弟の修まで含めてアイウエオ順。全員独身。末娘を除いては、皆自立して男に頼らずとも、生活できる。が、やっぱり夫は必要。だって泥棒除けや、重いもの持つ時必要だから•••と、なんともトホホな理由で、口煩い親戚のおばさまたちの紹介する男とお見合いすることに。
お見合い相手に選ばれたのは、2人の男。良家のボンボン 演じるのは青島幸男。もう一人は、独身主義者のエリート。演じるのは、森雅之。さらに、神山繁演じるエリートの知人の2世も登場。さて、彼女たちの恋愛模様は•••というお話。

常に一致団結して、事に当たる4姉妹が魅力的。東京オリンピックを真近に控え、日本もイキイキとした時代で、そういう背景が、映画にも反映しています。女を甘くみた男には、鉄槌を下す4姉妹。やはり、美しい薔薇には、棘があるようです。