シアターコクーンで上演中の「欲望という名の電車」です。大竹しのぶがブランチを演じています。彼女がブランチを演じるのは、2002年の蜷川幸雄演出以来という事です。当時のパンフレット見てみたら、ステラが寺島しのぶ スタンリーが堤真一 ミッチが六平直政となっています。今回は、ステラが鈴木杏 スタンリーが北村一輝 ミッチが藤岡正明 大竹さんが15歳 年を重ねたということもありますし、当時のメンバーと比べると 大分周りが若い感もありました。
特に ミッチが若い。ミッチは 死期が近づいた母親に、なんとか自分が家庭を持っているところを見せて、安心させて逝かせたいと腐心している男。それが、ブランチという この辺りでは稀な上品な女性に出会い、舞い上がってしまう。私のイメージでは、うらぶれた中年男。それが、藤岡さんでは、ちょっと爽やかすぎる気もしました。
で、やはり、大竹ブランチ。いいですね。素晴らしい。3時間余にわたる上演でしたが 観終わったら ほとんど彼女の演技しか印象に残ってませんでした。壊れていくブランチの儚さ 見せてくれました。
私 この芝居観ると いつも思い出すのが亡くなった太地喜和子さんのこと。50手前で事故死してしまった太地さんですが、杉村春子のブランチに憧れ 「文学座」入りしたのは有名な話。一度でいいから 彼女のブランチが観たかった。
特に ミッチが若い。ミッチは 死期が近づいた母親に、なんとか自分が家庭を持っているところを見せて、安心させて逝かせたいと腐心している男。それが、ブランチという この辺りでは稀な上品な女性に出会い、舞い上がってしまう。私のイメージでは、うらぶれた中年男。それが、藤岡さんでは、ちょっと爽やかすぎる気もしました。
で、やはり、大竹ブランチ。いいですね。素晴らしい。3時間余にわたる上演でしたが 観終わったら ほとんど彼女の演技しか印象に残ってませんでした。壊れていくブランチの儚さ 見せてくれました。
私 この芝居観ると いつも思い出すのが亡くなった太地喜和子さんのこと。50手前で事故死してしまった太地さんですが、杉村春子のブランチに憧れ 「文学座」入りしたのは有名な話。一度でいいから 彼女のブランチが観たかった。