プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

神田沙也加大健闘!「キューティ・ブロンド」

2017-04-01 11:19:43 | 日記
実にミュージカルらしい 楽しい作品に出合いました。シアタークリエで上演中の神田沙也加主演「キューティ・ブロンド」です。
主人公は、まさにキュートなブロンド娘エル(神田) 彼女は、ワーナー(植原卓也)と恋愛中。いよいよ、彼からプロポーズされる時が・・・が、なんと、彼の口から出た言葉が「別れよう!」理由は、「10年後に上院議員になる予定の自分に、キミはふさわしくない!」から。ショックで引きこもるエル。そして、彼女は決めたのです。ならば、ふさわしい女性になってやろう。エル ワーナーと同じハーバードのロー・スクールに行くために猛勉強を開始します。日本でも「ビリギャル」という映画がありましたが、「キューティ・ブロンド」 もう一回り上をいきます。なにしろ、ハーバードのロー・スクールですから。で、見事合格!こういうあり得ない展開をサラッと描けてしまうのが、ミュージカルのいいところ。
先日「ラ・ラ・ランド」について書きましたが、あちらより、こういう素材のほうが、ミュージカルには向いていると思います。
2幕では、弁護士の卵となったエルが、周りからの意地悪や、教授のセクハラにもめげず大活躍。見事、裁判に勝って、真実の愛を見つけるという、なんともシンデレラストーリー。でも、いいではないですか。劇場を出るときに、とてもハッピーな気分になれるんですから。神田沙也加 「レミズ」などでも観ましたが、この役は、まさにはまり役。気の早い話ですが、私、再演の日が楽しみでなりません。