明日、3月29日から川越春祭りが始まります。川越ではこの春祭り、夏の百万灯祭り、秋の川越祭りと大きなお祭りが3回あります。本川越駅から一番街にかけての観光エリアや氷川神社などでいろいろとイベントがあるようです。そこで祭りが始まる前に、街の様子を見に行ってきました。
川越の地理に詳しくない人の為にグーグルの航空写真から編集したものをのせておきます。この写真の下側に西武新宿線の本川越駅があります。大正ロマン通りと蔵造の一番街の位置関係はこんな感じです。カモメビリヤードは後編で詳しく解説します。
最初に出会ったのがこのトラ猫の人です。始めて見る顔だ。声をかけても返事はしてくれませんでした。なんかすごく不機嫌な顔をしています。
白花タンポポが咲いていました。黄色い花弁がみっちりと多い西洋タンポポはよく見ますが、この白花は希少種ですね。
川越線の跨線橋の土手に水仙とスズランが咲いていました。可憐な花ですが、確かどっちも毒があるはず。
この白い下見板張りの外観の西洋館は、旧六軒町郵便局です。僕が川越に住み始めた頃はまだ郵便局でした。今はレストランが営業しています。2Fはタイ料理店だったけど、現在テナント募集になっていますね。タイ料理店がやってた頃は窓にとにかく派手な広告とか旗とか出ていて、ちょっと残念な外観でしたが、いい感じに落ち着いたかな。
建物は登録有形文化財です。建物そのものの保全は当然必要ですが、入るテナントにも気を使わないとダメじゃないかと思います。
県立川越女子高の正門前です。この幅がある道が突当りにある正門に至る通学路です。両側に桜の古木がありますがまだ咲いていませんでした。
何度か紹介していますが、閉店した古い商店の建物を改修(最近はリノベーションとか言うらしい)して、新しい店舗が入っている長屋店舗です。川越ではこの手の改修店舗が増えています。一番左の店は元は洋装・洋品百貨店でした。揚げパン屋だったり、何回か店舗の入れ替えがあって、現在はコーヒー屋さんです。
この一般民家のような建物は昨年末に閉店したうなぎ屋さん笹船です。すぐ横の街灯に笹船の看板が残っていますね。僕は入ったことないですが、かなりの有名店だったようです。
入口の閉店のお知らせが残っていました。よく見ると閉店日が二0二0四年!間違いに気が付いて2個目のゼロが消してあります。そりゃそうでしょう、20204年に閉店の予告って、あと何年先だよ。少なくても僕が死んだあとも余裕で営業が続いています。でも、長いことお疲れさまでした。
定番の熊野神社さんです。参拝者がいっぱいいました。
皆様にも開運招福のおすそ分けです。少しでも良い世界になりますように。
大正ロマン通りに入りました。石畳の路面ですが、歩行者専用道とか歩行者天国ではなく、普通に車も通ります。
5月5日にはまだ早いですが、春祭り開始前にこいのぼりが飾られていました。
右側にある川越タルトさんは、以前は蓮馨寺の裏参道にありましたが、こちらに移転してきました。通りの名前通りに大正ロマンっぽい外観の店舗が多いですが、蔵造の建物も残っています。
多くの観光客がこいのぼりを見上げて、写真に撮っていました。
ロマン通りの出口角にあるこの立派な石造建築は昭和3年(1928年)に武州銀行川越支店として建てられたもので、現在は川越市商工会議所が入っています。
川越と言えばこの景色を思い浮かべる人が大半の、一番街です。電線を地中化したり景観に配慮した観光地区です。大変多くの観光客が訪れていますが、明確に段差がある歩道はなく普通に一般道なので、大型の路線バスも通ります。川越の住民にとっては生活道路でもあり、僕も交通状況によってはたまに通っています。観光と生活を両立させるのは難しいと思いますが、この度試験的に5月3日(土曜日・祝日)〜5日(曜日・祝日)午前11時〜午後5時で歩行者天国をやるそうです。生活者にとっては不便もありますが、どうなるか楽しみです。
りそなコエドテラスです。埼玉りそな銀行川越支店として2020年6月まで営業していた建物で、2024年5月15日に商業施設として再出発しました。2階のテラス席は眺めが良さそうです。僕はまだ中に入ったことがない。
この古い丸ポストは現役です。建物もポストも僕よりも先輩ですが現役で頑張っています。
後編に続く。
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