田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

大井川鉄道旅行その5

2011-09-05 21:07:00 | その他
 前回、この先に線路はない・・などと格好つけて書いたが、実は線路だけはある。
旅客輸送はこの井川駅で終点だが、その先も後1キロ弱ほど線路が続いている。おそらくは資材輸送用なのだろう。平行した道路があり、やはり1キロ弱追跡すれば、本当の線路の終端があるはずだ。この日は雨が降っているのであきらめたが、天気が良くて、かつ時間がある人は、見に行くのも面白いかもしれない。


 さて、しばらく井川で時間をつぶしたら、もと来た道を引き返す。雨の具合を見つつ、強いようならそのまま宿に向かう計画だったが、小降りになったので来た時ただ通過した奥大井湖上駅で下車する。終点で折り返しの列車だったので、ずっと一緒だった車掌さんともここでお別れだ。
 この列車で降りたのは僕ら4人だけだった。往きに来た時は、この駅で降りた乗客がとても多かった。日帰りの旅行客は、アプト式区間を満喫した後、この湖上駅で下車見学して、次の反対方向の列車で折り返して帰るのだ。そうしないと便が少ないので、時間がないのだ。終点井川まで行ったりする物好きは僕らのようにこの辺で泊まる客だけだ。


 駅名版。この駅は最近「奥大井恋錠駅」とも呼ばれている・・・って、声に出せばどちらも同じじゃん。


 前にこの駅で結婚式イベントがあり、それ以来恋愛関係にご利益がある駅として売り出しているのだ。一時の小和田駅のようだ。で、恋愛方面のコーナーがこれ。Happy Happy Bellと言う名の鐘を鳴らし、愛の鍵箱に恋錠をかけるのだ~!ハート型の恋錠は1000円で販売中だ。独身だが恋人のいない局長にはまったく縁のない事だった。


 こちらが駅の待合。小さくドアのない開放型で・・と普段なら紹介するタイプだが、この駅にはもっと大きな建物がある。


 駅から斜面にある階段を上ると、上の方になにやら大きな建物がある。ログハウスの2階建ての休憩所だ。とてもしっかりした造りで、それこそ快適な駅寝ができそうだ。ただ、熊が出る可能性が高いので、駅寝を推奨したりはしない。


 ホームとの位置関係はこんな感じ。テラスからの眺めもよく、無料の望遠鏡が備え付けてあるのもポイントが高い。しかもちゃんとしたトイレもあり、女性でも安心だ。局長は恋愛関係が気になっている様子。


 さあ次の列車が入ってきた。今夜の宿に向かうのだ


 見ての通り、走っている列車はみな同じタイプで、新しい古いの違いはあるが変化は乏しい。

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3 コメント

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Unknown (副部長)
2011-09-07 22:44:42
改めて地形図を確認すると、みやした君が言うとおり、奥に続いている線路は道路の川側、つまり写真の線路ではなく、駅を右側に分岐してトンネルに消えている方らしいです。地図上では、トンネルを出てその先は、また自動車道と並走して、終端に至るようです。
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Unknown (宇宙局長)
2011-09-07 22:42:16
願いの込められた鍵が開けられているのを見て(多分駅売りの鍵はパターンが1種類しかないんでしょうね)ニヤニヤしているところです。
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Unknown (みやした)
2011-09-05 23:39:19
最初に掲載されている線路の奥は、入れ換え用の短い距離しか無いはずですよ。
駅舎付近で分離してトンネルに入っていった線路は、その先に中部電力の貨物線があります。
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