ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

新しい練習

2006-05-16 23:59:32 | おんがく
胃の痛む練習から解放されたので(笑)、今日は久々にスケールやエチュードを。

・・・ダメだ。
エチュード一曲吹ききれない。途中から疲れちゃって(泣)。
余計な力が入ってるんだろうなー。
アーティキュレーション複雑なのやってるとノド痛くなるし、
立って吹いてると右手がつらくなる。
楽に吹けるようにならなければ。。。

最近、痛切に指の回らなさと鈍くささを感じるのでございますのよ。
そこで、「かっこよく吹けるようになりたい!」と先日、銀座ヤヌハ(仮)へ
とあるエチュードを探しに会社のお使いがてら行ってみたんだけど残念ながら無く・・・。

おっと!
そういえばこんなものを昔購入していました。

Artie Shaw's Jazz Technic~Scales and Exercises

以前仕事してたらこの楽譜の注文が来て。
入荷したときに中見たらおもしろそうだったので、後日自分用にオーダー♪
・・・したんだけど、今日までほったからし。
2年ほど放置プレイ(苦)。

Artie Shaw(アーティ・ショウ)はアメリカのジャズクラリネット奏者。
つい最近(2004年)まで生きていました。
享年94!長生きしましたね~。
でも、44歳という脂の乗った時期にクラリネットを吹くのをやめてしまいます。
「自分が求める芸術的水準に届かない」との事でその後は人前で吹くことは無かったとか。
それにしても、いい男だねぇ。
だから結婚、7回とか8回とか(どちらが本当なのか?)しちゃうんだろうなーなんて。

えー・・・本題を戻して、
そんないい男の書いたスケールを今日やってみた。
まずは Whole Tone Scale(全音スケール)。
全音なので、半音で動くミ→ファ・シ→ド はない。

①ド・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ#・ド
②ド#・レ#・ファ・ソ・ラ・シ・ド# 

という2種類の音階を用いての練習。

・・・これが慣れない音列のため、全く初見で出来ません。
いつもやってる長短の全調スケールとは訳違う。
譜ヅラは難しくないのに。
(バルトークのミクロコスモスを彷彿とさせる・・・)
く、くやしい・・・。
途中、「うわぁ」だの「んあぁ?」だの奇声発しながら吹くありさま。
(この声出るクセ、やめないとね)

でも。
ちょっとコレおもしろい。
なかなか出来なくて(^_^;)
気長に練習してみよう。
絶対間違わず吹けるようになってやる!!!