気付けばもう20年以上戦ってきたんだね。
在りし日の苦い記憶を日々幸せに過ごすことで払拭できると信じてきた。
その道筋が実は少しずれていると気付き始めたのはいつ頃のことだったか。
あの頃の記憶なんてもしかしたらとっくの昔に消えてしまっていたのかもしれない。
あるときボクは幸せに暮らしているはずの自分が実は自分自身を苦しめていることに気付いた。
いつしか背負ってしまった重い荷をようやく降ろす覚悟と勇気を持った今のボクを労わってあげたい。
ボクの小さな肩にくっきりと残った痣と痕を優しくさすってあげたい。
ボクは今日という日を絶対に忘れない。
そして今を生きるボクに、ありがとう、おつかれさま、と言いたい。
「流星ワゴン」(重松清著) 本日読了
http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=274998X
在りし日の苦い記憶を日々幸せに過ごすことで払拭できると信じてきた。
その道筋が実は少しずれていると気付き始めたのはいつ頃のことだったか。
あの頃の記憶なんてもしかしたらとっくの昔に消えてしまっていたのかもしれない。
あるときボクは幸せに暮らしているはずの自分が実は自分自身を苦しめていることに気付いた。
いつしか背負ってしまった重い荷をようやく降ろす覚悟と勇気を持った今のボクを労わってあげたい。
ボクの小さな肩にくっきりと残った痣と痕を優しくさすってあげたい。
ボクは今日という日を絶対に忘れない。
そして今を生きるボクに、ありがとう、おつかれさま、と言いたい。
「流星ワゴン」(重松清著) 本日読了
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