気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

スイスの首都 旧市街散策

2013-08-21 | 旅行記

スイスと言えば、スキー・登山・山と湖と氷河・・・アルプスとハイジの国・カウベル・・・時計・アーミーナイフ・チョコレート・・・傭兵の歴史・・・永世中立国・・・スイス銀行

レマン湖の畔・・・国連がある国際都市ジュネーブから、首都ベルンへ移動する、1時間45分位。

ベルンの街は、アルプスから流れてくる清流が台地にぶつかり蛇行しU字形に3方を削り、断崖に囲まれた自然の要塞を利用して、1191年築かれたが、木造の街並みは1405年の大火で焼失してしまう。

その後、石造りの都市として街並みは再建された。

中立国のスイス・ベルンは、近年の世界大戦の戦火を無傷で逃れ、中世の街並みが残り今も生活に溶け込んでいる。

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旧市街(ゲレヒティクカイト通り)、2階の窓辺に、・・・いつ頃から続く風習だろう、時代の面影が・・・

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日本では、黄金色の田んぼにカカシが立っていますが、こちらでは魔除けでしょうか?楽しいキャラクターですが・・・

こんな風景もあちこちに、

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これらの像が誕生した物語・・・興味がありますネ

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旧市街の東の端、アーレ川に架かるニーデック橋を渡り、右手にベルン(ドイツ語で熊:ba?ren)公園

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2009年10月オープンのこの施設に熊は2頭位・・・奥の建物でトイレとカフェが利用できる。

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左手に折れて坂道を登り、丘の上右側に18世紀に墓地だった所がバラ公園になり高台から、川越しに旧市街が見渡せる。

グリムゼル湖を源流としインターラーケンのブリエンツ湖からトゥーン湖を経て・・・流れてきたアーレ川は橋の左手から手前の土手下を流れ、右手上方に大きく湾曲し・・・ビール湖に入りドイツとの国境でライン川と合流する。

中央右奥に高い塔が見える・・・旧市街の中心部にある大聖堂・・・アーレ川に架かる橋(ニーデック橋)に戻ってみよう。

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橋の左がアーレ川上流、川岸まで民家が・・・そして橋の向こうに見える塔はニーデック教会。橋を渡ると旧市街の大通り

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橋からの眺め・・・川岸まで広がった街並み

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住居が川岸と高台の麓に続いている。レンガ色が落着いた景観となっている。

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さて橋を渡った高台の広い石畳の大通り、・・・ここから西に向かって、ゆるやかな登り勾配が続く。

中世の要塞都市は、この地から発展する度に西へ西へと拡張してきた歴史があり、約1.5㎞先には近代都市のベルン駅がある。

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噴水の向こう側がニーデック橋、橋を渡ってゆるやかな坂道をここまで登ってきた。

ベルンは道路中央を水路が流れ、交差点などに100以上の噴水があり、中世の時代から大切な水飲み場だった、噴水の上部には像が・・・。

この像は、「正義の女神」

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・・・よく見ると目隠しをしています・・・どうも戒めのようで「先入観でものを見てはいけない」・・・正義の女神の噴水。

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大通りの両側の建物にはアーケードが続き、雨や雪の日も濡れずに歩けるが、ドキッとするディスプレィも多い。

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左・中央の人形は、動物と華燭の式なのでしょうか?・・・右の人形も深い意味があるのでしょうが・・・?

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道路の端に落とし穴が・・・蓋を開けると地下倉庫?・・・階段を降りると立派なお店が・・・入口の蓋が・・・たくましい商魂です。

大通りから路地を横切り一本南のユンケル通りに出ると・・・ドーンと大聖堂がそびえ建っています。

尖塔部が四角柱だ・・・修理の足場が組まれて長期間の修理中・・・残念

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1421年に着工、ゴッシック様式・・・より高く天までと・・・着工から完成まで100年、200年はよくあること、この聖堂は約470年、1893年にこの辺で完成にしようと献堂式を行なったのでしょうか

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正面入り口・有名な最後の審判のレリーフ、1495年、エルハル・トキュング作とガイドブックにある。

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一部を拡大してみると・・・左が天国、右が地獄

そして教会内部へ進む

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ステンドグラスが側廊と正面祭壇にあり、充分な採光があり非常に明るく天井も高い。

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祭壇後方のステンドグラス、後期ゴッシック頃の製作

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鮮やかな色彩のステンドグラスが・・・

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そして物語が・・・もちろん、聖書の一場面でしょうが

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教会入り口横にあるこの像も、イエスと聖母マリアです・・・Pietà:哀れみ・慈悲・・・と呼ばれるのでしょう。

教会の前にも噴水が・・・

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この像は、モーゼの噴水

そして大通りに戻る途中に、天才科学者アインシュタインが結婚し1903年(24歳)頃から3年間住んでいた部屋が公開されている。

EINSTEIN-HAUS・・・特殊相対性理論などを発表した新婚青春時代・・・
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大通りは、この大聖堂付近から前方の塔までクラム通りと名前が変わる。大聖堂と反対の北側の通りには市庁舎がある。

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この石畳の道路は、バスも路面電車(トリム)も走る。

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観光名所の時計塔が近づいてきた。約800年昔の時計というから驚く、1256年製


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左が24時間時計に・・・右が仕掛け時計、・・・何時の間にか終わってしまった。

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この先の大きい交差点を渡ると、この先はマルクト通りとなる

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よく見かける連結式の赤と黒、近代的なデザインです。

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案内板も素敵なデザインで中世の建物と違和感はない、右は路線図

Jpg

ベルン、・・・中世と近代のデザインが両立した素敵な街、古い物を大事にする文化が根付いている街でした。

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