気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

どこか・・・遠くへ

2023-01-27 | 旅行記

2023年元旦早々、例年通り近くの神社で30分ほど並び初詣。

さて、再々変異コロナの拡大が話題になる中、リフレシュが必要と日常から離れ、どこか遠くへ

羽田空港で朝食をとり・・・気が付けば、保安検査場間もなく締め切り ・・・行列が長くなっていた。

無事通過して、搭乗ゲートに急ぐ、・・・すぐに搭乗が始まった・・・。

約2時間後、向かい風のアナウンスがあったが多少の遅れで到着。

北陸・東北・北海道は大寒波の注意報が発令されていた。

気象情報にハラハラしていたが、曇天の佐賀空港に降り立ち、ほっと一安心。

河川敷の空港から東へ、30~40分、昼食前に佐賀県の東隣、福岡県柳川市で名物料理

有明湾に近いこの一帯は、湿地が多く掘割の水路が発達したそうです。

水路といっても、水位が下がって最近はやりの座礁の危険があるようで、腰までも無いところが・・・

先客は、イエー!元気な小学生の生徒でした、 とにかく明るく元気だ

こちらには、操船業者さんが7社もあります。うち3社はコースが限定されるようですが

乗船したのは城門観光、・・・小舟に乗船すると竿を操って動き始めました

この橋の下を通過する・・・ここが一番のおすすめポイントと言われ、立ち上がっての撮影を勧められた。

右側が柳川藩主 立花邸の庭園

さて、キャリア15年の船頭さんが注目されたのが・・・紅白に塗った舟で、この場所を優勝パレードの川下り

・・・マスコミに注目されたその時の船頭は、私でしたとの説明。

2016年初場所(1月)地元出身の琴奨菊が悲願の優勝をしました・・・舟での優勝パレードだったそうです。

一部の船頭が得意技としているのが、・・・桁下の低い橋が前方に有り、その手前で橋を飛び越えますとのこと。

棒高跳びスタイル?と質問したが・・・無言で橋桁の窪みに足を掛け、ヨイショと竿を持って橋の上に上った。

エンジンのない小舟は惰性でユックリ橋の下から抜け出すと、船の後部右横に上から竿が降りてきた。

橋の淵にしゃがんだ船頭さんが、ドスンと竿をガイドに船尾の平らな板の上に飛び降りた。

若干振動があったが、乗船客は大丈夫。橋の上に登って反対側からまた舟に飛び降りる

橋の上に竿を刺して飛び越えるのは、期待しすぎで・・・マァ、良しとしましょう、船が揺れて投げ出されたら?

・・・問題ないさー・・・水深は0.5~1m 腰まであるかどうか・・・

こんな事もあったそうで、・・・消防団の団体が酒に酔って乗船、一人が途中で船頭に飛び掛かり一緒に水に落ちたそうです。

船頭は舟によじ登り、酔っ払いは水中で10分くらい過ごして頂いたそうです・・・酔いは醒めたでしょうね。

コースの分岐点が、掘割の修理工事中でした。

堀の周囲に街並みが並ぶコースは、工事中、2~3年で完成する予定のようです。

このような事情で一部のコースは、周遊不可。

ところで、貴重な観光コースですから、雨が降ろうが、水面に氷が張ろうが営業されるそうです。

雨には、お客にビニールカッパ、氷が張れば、砕氷船のように竿で舳先を押し出して氷を割り、進むのだそうです。

熊本地震で崩れたので、このように水を抜いて・・・復旧工事中でした。

川向こうの建物が若松屋 昼食を頂く処です。

柳川は毎年100万匹のうなぎが食べられるので有名、中でもこのような

「うなぎのせいろ蒸し」・・・焼きあがったうなぎを甘辛いタレを絡めたご飯の上にのせ

木型のせいろごと蒸しあげます。

お店は市内に20店以上、うなぎめしマップがあり、味があっさりか濃厚かバーグラフ付きで紹介しています。

若松屋は、ややアッサリとなっていました。

内側が木型で、左下を食べ進むと、ご飯の下に黒色のスダレ?底が見えます。

ご飯が熱々で、胃に結構負担があります、・・・これは残しそう、食べられないと他から半分以上、

ご飯が追加されて、無理して食べたら・・・胃薬を服用することになった。

食後の散歩に、柳川観光案内所へ

有明産の海苔は不作で今年は高いとのこと。

「さげもん」も有名なようで、専門店も近くにありましたが、内部は撮影禁止でした。

女の子の健やかな成長を願って飾られる手づくり品ですが、熱海など全国各地での伝承です。

またこの横には、北原白秋生誕の地がありました。

北原白秋の生家です。

では、北西に70km、唐津湾が眺望できる鏡山展望台へ移動します。

佐賀県の玄海国立公園、・・・目の前が海岸ですから標高284m弱でも、東京タワー第二展望台の眺望クラスです。

琵琶湖畔で安土城が建てられた安土山は標高190m、山麓からは120mも無い、しかし毎日登城するには大変ですが。

こちらは、山頂まで道路が続いています。

唐津湾です。

そして山頂近くに、鏡山神社があります。その横、道路を挟んだ右側が駐車場。

鏡山と神社の伝説の説明です。

松浦佐用姫伝説もあります。

駐車場から展望台までは、500mくらいでしょうか、

下の案内図は、方位・北が下側です。唐津湾は北ですので、案内図では下に進みます。

展望台の手前に、この銅像・松浦佐用姫が迎えてくれます。

その先が立派な展望台です。手前が北、唐津湾です。

上部のテラスからの眺望は

先ほど見上げたデッキ部分が張り出していて、その先が唐津湾のパノラマ画像です。

正面の波打ち際に防風林の黒松林が幅広く続いています。別名 虹の松原。

黒松林の中を道路が走っています、歩道は狭く、ジョキングはできそうにない。(車窓より)

左側(西)は、松浦川が流れていて、河口に舞鶴橋が架かり、その先、右側に小山、ここに唐津城があります。

夕日に照らされる唐津城をズームイン

有料で公開しています。

虹の松原の向こうの海岸線に遊歩道あるいはサイクリング道路などを探したが・・・無さそうでした。

松原の東には、トンボ山(十坊山)標高535mが見えます。

若干雲がたなびいて、奇麗な夕日は期待できないようです。

川の上流、日が沈む尾根の向こうは、地図によると伊万里、・・・右の半島の先には七ツ釜?

明日のお楽しみ。

ホテルに到着後、軽装に着替え

松浦川に架かる松浦橋を渡って、行き先を考えようとホテルを出たが

風が強い、胃の消化を助けるために20分は・・・橋を渡ると左にホテルがあるが他は民家、商店は・・・無い

右は唐津市方面、1km以上先のようで、少し走ってUターン・・・日が落ちてきた

帰って風呂に行くのが最善の選択と思い直し

唐津城は青い光のライトアップが始まったようだ。

橋の右側に見えるホテルに戻ろう。・・・・・

夕食、佐賀牛は適量で、料理は全て頂き早めの就寝。

朝、上層階の朝食会場からの唐津城は、若干朝日が当たって

江戸時代の初期に築城された唐津城、城下町の雰囲気は無いようです。

東の虹の松原を見てみると

松原横の砂浜に波打った道が見えた、工事用の道路でしょうか

朝食後、唐津城にこれから登城しますと・・・

奇麗なお城です。朝日に照らされピンク色のお城でした。

コメント
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