気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

太平洋と東シナ海の境界線が明確に

2024-02-23 | 旅行記

旅先のパンフレットを整理していたら、東シナ海と太平洋の境界が明確にされているのがありました。

東平安名崎のパンフで、散策に便利なこの地図を掲載し、写真に境界線を追記してみましょう。

東の先端にある岬・・・これは間違い易く、宮古島の本島からは南東に飛び出した岬です。

そこは理解していても、岬の先端で漠然と、左が東シナ海、右は太平洋と思っていたら間違いでした。

先端からは、左側に見えるサンゴ礁のリーフ(パナリ干瀬)の方向が沖縄本島になるようです。

灯台からの眺望に(パンフレット情報を参考に)境界線の推定ライン(赤ライン)を引いてみました。

もう少し岬の先端からは、こんな感じでしょうか

他に気になった岩石が散乱していた光景は

パンフレットによると、津波石と呼ばれているようです。

1771年(江戸時代中期)に宮古島を襲った大津波(死者 2,548人)などによって

打ち上げられたといわれる大きな石が散乱している光景とのことでした。

灯台の近くの大岩、・・・パンフに記載がありますように、これも津波石でした。

では、本島の南を移動して・・・海岸線に出ます。

道路沿いに小さな砂浜、その先は澄んだ入江でしょうか

歩道の横から砂浜に下りる数段の石段があります。

通行中の彼女達の視線の先は

波が静かな海上で・・・色んなマリンスポーツが行われています。

シュノーケルだけでも十分堪能できそうです。

ここは何といっても、人気の宮古ブルー・・・澄んだ海水が魅力です。

では、この地の案内板は、

インギャーマリンガーデン、入場料はもちろんありません。

人気のリゾート地のすぐ近くです。

グーグルの画像を拝借しましょう。

マリーンショップも2軒ほどあり、シュノーケルなどレンタルもできます。

砂浜の横の遊歩道を進み、

遊歩道の橋の上から、カヌーもいいですね。

小高い丘の上、展望台を目指して階段を上ります。

海岸線から100~200mはサンゴ礁の遠浅です。

そうそう、左の先が東平安名岬、・・・正面の大海原を右に視線を送ると・・・ずっと先に波照間島を結ぶライン

手前が、東シナ海です。

正面の海原・・・4~5㎞先に・・・左右に境界線が走り、その向こう側が太平洋のようです。

展望台から陸側を

初心者や家族連れでも楽しめる、マリンスポーツに絶好の場所です。

海上散歩、SUP、立ってパドルを漕ぐ(Stand Up Paddleの略)

シギラビーチは、ウミガメと出会えるビーチとして宮古島でも特に人気の高いビーチ

街路樹にこのような食物が

一見、パイナップルの小物のようで、親戚でしょうか

木に生っていますので?・・・これは、アダンの実

直径15~20㎝、果肉の中は繊維質で・・・人間は食べないそうです。

体長40㎝にもなるヤシガニの大好物、(ヤシガニ・・・確か売店のガラスケース内で拝見しましたが・・・画像は?)

本島北部に移動します。

この時期、サトウキビの収穫真っ最中でした。

鎌で、穂先と葉をカットして、幹だけ収穫する昔からの方法は、高値で引き取られますが、

今日では人手が無く、このように機械で刈り取り、即製糖工場に搬入です。

宮古製糖城辺工場に向かっているのでしょうか。

トラックの積載量は8トンまで、沖繩製糖宮古工場が近いようです。

サトウキビ、宮古毎日新聞情報では今年の品質は高く、平均糖度14.42度とありました。

農家が受け取る1トン当たりのサトウキビ価格は、国の交付金を含めて2万5,426円、

米作農家と同様、多分継続は厳しい状況にあると思います。

収穫終わりの畑に、案山子でもなくコンクリート土台のスプリンクラーが稼働を待っていました。

土壌の塩害被害を減少させるために、川の無い宮古島で水を撒く作業が待っていました。

 

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早春の南の島

2024-02-15 | 旅行記

島の東側につき出した長さ1.8km、高さ20mの隆起サンゴ礁の岬。

駐車場の横にある案内板によると、 2007年に国の名称として指定され、日本都市公園100景に選ばれた。

常に潮風が強く吹き付けるため、高木が育たず、亜熱帯地域の風衝地特有の植物群落地が形成されている。

・・・高木が育たず・・・なるほど、他でよく見かける防風林は黒松が多いが、これらは計画的に植栽されている。

ここ宮古では、山は無く、従って川もない、最高地点が113m、平坦で低い台地である。

防風林はあまり見かけないが、椿の植え込みなどは、風よけに利用されているようでした。

・・・岸壁に打ち寄せる波は、飛沫となって?・・・、この日、波は比較的穏やかだった。

下の画像で、堤防がある漁港は保良(ボラ)漁港。周囲の海面の色が渋い緑色に見えます。

港内から船の進路となる航路の海底を掘り下げたのでしょう、エメラルドグリーンの道が見えます。

進路の先は、幅広の深い航路に接続して、・・・紺色の太平洋と合流しています。

坂道を下った所に小さな保良(ボラ)漁港がありました。釣りのレジャーボートなどが見えます。

こちらは、広角レンズの動画から切り出した画像です。

漁港から・・・画面をもう少し右側に振ると

サンゴの海底から無数の岩山が露出しています。沖合からの波は・・・波頭が低く穏やかです。

太平洋に出る航路の向こう側(東シナ海側)に岩礁地帯が見えます。

灯台からの眺望が分りやすいので、灯台の情報を

手前に立て掛けてある、案内板の情報です。

灯台の高さ、地上から約25m、水面から灯火まで約43mとあります。

では、灯台の左横を通り、岬先端の柵まで進んでみます。

東シナ海を見ながら、・・・一番先端まで、

眼下の景色がこちら、海底が見えます。

サンゴ礁がベースの島、川が無く、濁流が流れ込まなくて、透き通る濾過されたような海水が見えます。

次に、左を振り向き・・・先端からの東シナ海側の眺望です。

波頭の向こう水平線に岩礁(パナリ)が見えます。

広角の画面で

ところで、注意が・・・柵の周囲、足元全てがサンゴです。

地面は波打っていて、凹凸が大きく、足を滑らすと直ぐ擦り傷に見舞われる危険があります。

踵の無いサンダル、ハイヒール、底の平らな革靴などの方は、歩き難いので注意して下さい。

・・・灯台に戻って、ここは展望台まで97段のラセン階段を登ります。

有料です・・・数年前は¥200-のようでしたが、今は¥300-です。

上から階段を降りてくる人々、時間はPM4:30、1階のチケット売り場で、係員・・・今終了しました。

ダメですか?  係員・・・チケットは、片付けましたので終了です。

・・・では、チケットは無くてもいいし、領収書もいらない、5分で降りてきますが、だめですか?

OK とのこと。 2人分、600円を窓口に置いて、ラセン階段を駆け上がる。

一気に登った先の眺望です。

右端が岬の先端で、画面は大半が東シナ海です。

広角の画像でもう少し左のリーフ(サンゴの岩礁地帯)まで視界に入れましょう

名称は、パナリ干瀬・・・東西2km、南北1km 楕円形のリーフ。(低潮線保全区域)

このリーフが、かつて本島と陸続きだった、島民もいたとする説があるようですが、調査中のようです。

岬の先端から右に視線を動かすと・・・太平洋が ぐるり と広がります。

もう少し右に振ると、

雲が広がり、・・・太陽が雲間に、その右側は雨雲が スコールか? 急激に天候が変わる

ここにも、通り雨がパラパラと・・・手摺が濡れた、・・・少し明るくなった

本島側が見えてきた・・・

遊歩道の中央 奥左に駐車場が、右下には漁港が見える

これで1周、展望台から慌ただしく地上に下りた。

宮古島は、雨は降っていないとのことでしたが、道路が濡れていたので通り雨があったのでしょう。

南の楽園、心配事は天候でしょう。

台風襲来や温暖化による潮位の変化、海水温の上昇・・・地球規模の気候変動には敏感になります。

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南の島から、やっと雪の羽田に

2024-02-11 | 旅行記

関東地方に大雪警報、高速道路は夏タイヤの走行禁止を発表、首都高も通行止めの計画。

ANA も JAL も2月4日の日曜日、翌5日のフライトの計画減便を 発表していた。

幸いこの減便には、当方予約をしていなかったが、減便になるとダイヤの混乱が予想された。

2月5日、朝から霧雨が降ったり止んだり、・・・朝食後、来間大橋を渡り、あれこれ観光後

帰りの準備、宮古空港でANA便の到着を待つ、

奥に見え利る赤レンガ屋根の宮古空港旅客ターミナルビル、秋に北方から飛来してくる渡り鳥

「さしば」が翼を広げて降り立つ姿とされます・・・1997年竣工

さしば?、渡り鳥、大型の鳥なのでしょう・・・調べてみましょう

 

日本自然保護協会(NACS-J)のオフィシャルサイトから、

絶滅危惧種の渡り鳥・サシバ(撮影:宮古野鳥の会 仲地邦博氏)「タカ目タカ科サシバ属」

栃木県市貝町など田んぼがあるところに3月ころ宮古島などから飛来して、サシバの繁殖地が関東にあるようです。

秋に南下して・・・宮古諸島が中継地、越冬はフィリッピンやすぐ隣の台湾などで過ごすようです。

 

 

ANA便、到着が遅れ機材の積み込みも遅れ、発着予定時刻が二度延期になったが、

宮古島飛行場を・・・ようやく飛び立った。

この先1週間は、宮古諸島天候が悪いらしい。

本島の東側、雨雲の下先端に岬が見えます。

左側が東シナ海(海域の北は韓国の西、済州島、日本の対馬、そして九州)このラインの北側が日本海。

海域西側の中国とは、尖閣諸島、東シナ海ガス田の利権で争いが続いている。

右が太平洋(フィリッピン海)

・・・台湾から南は、南シナ海の海域で、中国が埋立地を拡大して周辺国に紛争を持ち込んでいる。

雨雲の上に出た。

宮古空港からのANA1724便は、那覇まで飛んで、那覇で乗り換え羽田に向かう。

那覇での乗り換え時間がほとんどないでしょうが、当便を待たずに飛び立つことは無いでしょう。

関東地方の雪雲が気になるが、・・・騒いでもしょうがない

・・・成り行きで、運が良ければ無事羽田着になるでしょう。

雲海へ下降が始まった、那覇空港へは飛行時間35分くらい

着陸後のアナウンスで、駐機スポットが空かないので、暫くここで待機します・・・。

その後、ANA機が誘導路に出て行ったが・・・この場所を動かない

暫くして、次のANAが動き出した、・・・やっとスポットが空いたようで、移動するアナウンスが流れた。

乗り換え便のアナウンスがあった。

羽田行きの搭乗口が変更になり、約30分後と慌ただしいが、飛び立てれば何とかなるでしょう。

飛び立った機内で、羽田空港の天候次第で、行き先変更 名古屋や大阪に変わる可能性もありますと告げられた。

しかし、みぞれ模様の羽田に無事着陸でき、安心したのか、家路に急がずターミナル内で食事をしてしまった。

食事後、モノレールに乗った頃には冬の稲妻が轟き、大雪の中必死で帰宅することになりました。

・・・1月中旬、2月に失効するマイレージのメールをチェックしていて、どこかに行こうといつものパターンでした。

JALは、追加すると全てが1年有効期間が延びるのですが、ANAは古いものから失効するようです。

羽田第二ターミナル、モノレールを降りて、搭乗手続きへ

手荷物は、セルフサービスコーナが空いている。

機内預けのバッグを指定カ所において、搭乗券をスキャンさせる。

バッグに取り付けるラベルシールが印刷され、プリントアウトされてくる。

これをハンドルに貼り付けて、シャッターを降ろす。

・・・控のNoが記入されたシールを受け取り、機内預けは完了です。

12時出発、宮古島までANAの直行便、フライト時間は約3時間弱

空弁を購入して、機内に持ち込む。

保安検査場を通り

定刻通りの出発になりそう。

問題は、気温10度以下の東京から着ぶくれで乗り込んだ機内、

到着時は、気温25度以上の宮古島、

快晴の羽田を飛び立ち、一路・・・南へ

・・・到着時の荷物引き取り時に・・・ターミナル内で薄着になれば、大丈夫でしょう。

台北の東まで南下して、ここが宮古島

島の中央に滑走路、宮古空港です。

JALのジンベイジェット、美ら海水族館とのコラボ機が駐機していました。

まずは、東の先端 東平安名崎へ・・・20km強、20~30分

大きなサンゴ礁の環礁が見えます。

漁港があり駐車場も見える

航空写真で発見できるのは、漁港から外洋に船を出すのに航路を掘って深くしたのでしょう紺色の通路が見えます。

駐車場の近くから・・・平安名崎(ヘンナザキ)灯台です。

宮古ブルーと呼ばれる海の色

サンゴ礁の島、宮古島の離島をドライブしてみましょう。

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