@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

今時珍しいドラマ

2020年04月26日 | Life
昨夜、なんとなくTwitterを見てると、

「M 愛すべき人がいて」

が無茶苦茶面白いっていうツイートを見かけた。

なんやそれ?

しばらく考えて、あ、浜崎あゆみの自伝的小説の・・・と思い出す。
家のことがあれこれやってテレビなんて見てる余裕がなかったので、完全に忘れてる。
でもこのご時世なのでどこかしらのネットサービスで見れるはずだろうと少し探してみると、AbemaTVで見れることがわかりとりあえず第1話の触りだけでも・・・と思って視聴する。

いやいや、一気に全部見てしまったw

なんだろう、あの雰囲気は?

昔の大映テレビ制作の雰囲気に似てる?

主にTRFの当時流行っていた曲が多用されてるんだけど、ベルファーレのシーンはあれとして、あの曲をバーテンダーがギターの弾き語りで歌うか?みたいな、違和感っていうよりはちょっと面白い、興味深い演出がなされてる。

浜崎あゆみの自伝(らしきもの)が元になっているので、あの日本最大級のエンターテイメント企業をモデルにしているであろう企業が堂々と出てくるし、これはあの人をモデルにしてるんだろうなーって人が続々と出てくる。そのネーミングセンスが微妙だったりととにかく面白い。

あゆ役の子は可愛らしくスタイルもよく、スター性を感じるけど学芸会レベルの久々に見るボー演技・・・でも可愛い。

あゆ役なので歌唱シーンもあるわけだけど、これも微妙・・・でも、可愛いし、この子はそもそもボーカリストとしてavexよりデビューしてる。

ちょっと気になったので調べてみたら、数年前にひと昔前のギャル風の風貌でデビューっていうので話題になった子だった。ネットでかなり話題になったので僕も覚えていたけど、その後の活動までは追えていなかった。
なので、その子の歌声は聞いていない。ボーカリストとしてデビューしているので、ボーカリストデビューする前のあゆを演じているわけだから、わざと下手くそに歌ってるのかなと思った。演技がボーなのも、役者デビューしていたけどイマイチ売れてなかったあゆを演じるのだからボーを演じてるはずって思った。・・・もしかすると大映ドラマ的なわざとらしい、現実味がない、ヘンテコな演出も今とは違う一昔前の日本を表現するためにわざとやってるんだ!!!と、思った。

田中みな実さんの眼帯は、スチュワーデス物語の片平なぎささんの手袋のオマージュなんだよ、あれ!!!


このドラマでの浜崎あゆみはどの時代なのかピンとこないけど、ドラマの端役っていうと、野島伸司さんの「未成年」の時くらいなのかな〜って思った。

「未成年」でのあゆの役所は、深窓の令嬢的な感じだったかと。

バレーを習うお嬢様的な役所で、絶対的な美少女として出てくるわけだけど、実は妊娠していて・・・

そんな感じだったかな。
当時のドラマって面白かったなー。現代の人たちって、最初から完成していて演技も上手だし、演出や撮影技術も成熟しきっているから違和感のあるドラマって少ない。でも、魅力的なものも少ない。20〜30年前のドラマは未成熟だったけど、面白かったなーって振り返ることが多いように思います。もちろん、それは僕の思い出補正と老害っぷりによるものが多分に含まれているものだと思うけど。

なんとなく昔に戻りたいとノスタルジーに囚われながら、眠りについた夜でした。